列島は台風の接近で全国的に荒れ模様です。(10月22日)
千葉市内も朝から断続的に雨が降っています。皆様のほうではどうでしょうか。
まぁこういう天気には何処にも出かけられないので、のんびりお茶でも飲みながら雨の休日を楽しみましょかね。
先日TVのニュースでひたち海浜公園のコキヤが綺麗だということで出かけてみました。
ご隠居は飽きっぽいので花なんかを一日じっくり見ていられないのでまずは那珂湊で美味しい物でも食べようと思いました。
ひたちなか海浜鉄道勝田駅です。キハ11が入線して来ました。
まずはひたちなか海浜鉄道湊線に乗りましょう。 JR勝田駅ー阿字ヶ浦駅間14.3KMです。
一日フリー切符を求めました。
この鉄道は大正2年に運行を開始した歴史がある会社です。上野から常磐線特急で一時間余りで勝田駅に着き、湊線で広々とした車窓が楽しめます。
すぐに那珂湊駅に到着。案内板が面白いですね。
空が広く感じられます。
駅の外から見た那珂湊駅。
駅舎内は静か。時間が止まっているようです。
ここも駅猫「おさむ」と妹分の「ミニさむ」がいるそうですが駅員にどこにいるか聞いたら「事務所で昼寝中です」とか。
おこすのも悪いから写真は止めておきました。
さて天気も良かったので少し歩いてみました。
山上門。市指定有形文化財。
水戸藩小石川屋敷(東京都文京区)に設けられた勅使奉迎用の門で形式は薬医門。
昭和11年にこちらに移築したそうです。この日は誰もいなくてちょっと淋しそうでした。
幕末に江戸では西郷隆盛もこの門を出入りしたとか。
那珂湊反射炉跡。県指定史跡。
反射炉と言えば伊豆の韮山反射炉が有名ですがこちらは水戸藩9代藩主徳川斉昭公が1857年に国防の観点から造られた大砲鋳造所です。
1864年の騒乱で破壊され昭和12年に実物大の復元模型です。
オランダの技術を学んで20門の大砲を作ったそうです。
日本人は昔から新しい技術を学んですぐ時代に対応するんですね。
今は日本も技術大国、発展途上国にどんどん新しいものを指導してあげたらいいのにと思います。
町を歩いていると小さな天満宮がありました。
水戸光圀公も社参、道真公の御神像を造らせました。誰もいませんでした。
さてお腹もすいてきたので那珂湊おさかな市場に行ってみましょう。
平日にもかかわらず観光バスが何台も止まってここだけはすごい賑わいです。
駐車場に入る車がかなり並んで待っていて休日は大変な騒ぎだろうなと思いました。
干物がお日様に当たって輝いています。天日干しの干物は美味しそうです。
目の前は那珂湊漁港の海が広がっています。
この漁船もどのくらいの総トン数かわかりませんがかなり遠洋に乗り出していくのでしょうか。
それでは昼食です。
当ブログは食に関しては疎いので料理の美味しい店とかは紹介できません。
とりあえずは少しは行列ができている店に的を絞って入ってみました。
当店おすすめ「二色丼」を頼んでみました。1300円。
味は・・・・・・。うーん、どこにでもある感じかな。
ひたちなか海浜鉄道の終点、阿字ヶ浦駅に着きました。
ここも案内板がお洒落です。
役目の終わった古い車両が青空の下にぽつんと止まっていました。
駅前は何もありませんが少し歩くと海岸が広がっていて「磯遊び王国」とか海水浴場が広がりホテルや民宿が並んでいます。
冬に来たらあんこう鍋が美味しそうです。
そしてもうすぐ(徒歩約30分、バス便あり)ひたち海浜公園の入り口です。