松田の桜まつりと同じ日に出かけたのですが時間が経ってしまいました。
このところ滅茶苦茶仕事が忙しくてごめんなさい。
さて曽我梅林です。
御殿場線、下曽我駅で下車して畑の中を歩きます。
御殿場線がのんびり畑の中を走って行きます。
少し先に白梅が見えてきました。
かなり広い面積の梅林となっています。各梅林を合わせると35,000本もあるそうです。
この地は日本三大仇討の一つ「曽我兄弟」の主人公曽我十郎、五郎兄弟が育った場所だそうです。
ご隠居の好きな三大なんとかです。
「三大仇討」とは曽我兄弟の仇打ち、鍵屋の辻の決闘、もう一つは諸説ありますが浄瑠璃坂の仇討または赤穂浪士の忠臣蔵。
ただ赤穂浪士の方は厳密に言えば仇討ではないのではずす人が多いそうです。
(すっきり晴れているとこの向こうに富士山がみえます)
1193年(頼朝が征夷大将軍になった翌年)に曽我兄弟が父の仇である工藤祐親を討取った事件です。
結構話が難しくて工藤祐経と伊藤祐親が領地争いがあり工藤が伊藤を殺そうと計画するが誤ってその子供を殺害。
その子供には奥さんがいたが後家になり曽我氏と再婚する。そこで生まれた子が曽我兄弟です。
富士の裾野で頼朝が巻狩りをするがそれに乗じて工藤を殺害します。その後二人も死んでしまいます。
仇討を決行するまでにいろいろ苦労話がありますがむずかしい。
鍵屋の辻の決闘は渡辺数馬と荒木又衛門が数馬の弟の河合又五郎を伊賀上野の鍵屋の辻で打った話です。
浄瑠璃坂の仇打ちは宇都宮藩で前藩主の法要の時に出席者同士の争いが始まりだそうです。
いい天気の日に梅の花を見ながらかたき討ちの話もないですよね。
何処にも今はキャラが来ますね。
梅の花を見に行きますと道真公の話となりますがここには小さな八幡様が鎮座していました。
賑やかに日本列島にも春がやって来ました。
これからいよいよ桜のシーズンです。
あと何回桜の満開の姿を見れるかわかりませんが春をどんどん楽しもうではありませんか。