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村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

404.何故嘘誤魔化しを捨てられないのか?

2016-10-03 16:50:02 | 人生
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台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒
    ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設
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テーマ
何故嘘誤魔化しを捨てられないのか?

概要
1.世間の状況     豊かさ便利さとは社会を崩壊させてきた
人間はおぎゃーと生まれた時には嘘誤魔化しはないが成長とともに膨大な嘘誤魔化しを教育される
「嘘誤魔化しをするな」という親・先生・上司・政治家も完全な嘘誤魔化しのプロなのだ
「豊になったのになぜ苦しみ悩むのか?」その答えは嘘誤魔化しを嘘誤魔化しで対処するからだ

2.問題点     経済成長してバブルはじけた頃からどんどん問題は深刻化している
麻薬患者同様、やめれば済むことなんだが、やめるということがそんなに容易くできない
世の中問題が多くなっているが、強者も弱者もますます嘘誤魔化しで乗り切ろうとする
問題解決とか改善と言っても、事業においても虚業=嘘誤魔化しがどんどん増えてしまう
政治家も有識者も言うことがますます複雑で難しくなり、いつの間にか人々は誤魔化されてしまう

3.私はどうしたのか、何をしたのか       何も考えず、都会を離れて山暮らしをしてきた
麻薬患者ではないが。何とか自分だけは嘘誤魔化しを捨てることが先決で最良の策なのだ
しかし麻薬患者のように、止めても止めてもまたまたやってしまい、深みにハマっていく
会社を55歳辞め、妻の介護をし、コンサルタント会社に勤め、更に安曇川の山中に暮し始めた
 それ以来、たんたんと何もない山で18年間暮らしてきたことにより人の嘘誤魔化しに気づいた

4.私はどうなったのか       どちらかというと山では何もしなかった、自然と交わっただけ
18年間、完全ではないが、かなりを山で暮すと、都会が山奥とは対立的に意識され直して来た
そして7~8年くらいから都会に大きな違和感、不快感を感じるようになった
そして72歳ついに山はおりたが麓の町に平屋を購入しそこを終の棲家とすることにした
麻薬患者が二度と麻薬を吸いたくないというのと同じ感覚で、もう都会には住みたくないという思い
あれほど嘘誤魔化しで充満した都会は、一体今の私にどのようにそこで暮せ、生きろというのか?

5.一体なにが原因で出来ないのか     麻薬患者のように嘘誤魔化しで生きて来た
都会に54年住み、55歳から18年山で暮した私からすると娑婆で麻薬を吸わないようにするのは不可能
都会というのは嘘誤魔化しがもっとも大事で、いかに嘘誤魔化しを巧に用いるかが、武器なのだから
麻薬同様に人々は必要欠くべからざるものと認識しているから良い悪いは別にして抜け出せない
朝から晩まで一日中、いつなんどきも、いかに嘘誤魔化しをするか考え、(武器を)身構えているのだ

6.提言       どうするかは貴方次第、貴方は悩みも苦しみも感じないですか?
でも、それはあまりにも悲しいし、第一苦しいし悩みも多い、良い年して嘘誤魔化し(麻薬)を止めたら

嘘誤魔化しを捨てる方法
方法1)嘘誤魔化しを強く認識する・・・・・これもあまり効果はないが必要条件ではある
方法2)嘘誤魔化しのない場所、例えば私のように山奥に移住し長く住む・・・・意外に近道だ
方法3)都会に暮しても、自然が豊かで、ほとんど人がいない、静かな場所に移住する・・・簡便法
方法4)人との付き合いをなくし、個人的な作業や自然との交わりを中心に暮らす・・・出来るかな?
方法5)座禅など専門の修行をする・・・・・実際にはかなり難しい
方法6)自分が自分がという思いや欲を捨てる・・・・・簡便法

麻薬を止めるのと同様に嘘誤魔化しを捨てるのに、山に篭ったり人と付き合わないのは現実には難しい
都会で悩み苦しむ人が本を読んだり良い話を聴いたりして自分を変えようとするが結果は出ない
なにしろ都会に暮らすこと自体が嘘誤魔化しのエネルギーを常時供給する場所なのだから
自分は正しいという思いは、嘘誤魔化しを捨てることに大きな邪魔、障害になってしまう
小さい頃から嘘誤魔化しを沢山つき続けてきたから、すぐに止めろと言うほうが無理なのだ
悟りを開いた高僧は、僅かの嘘誤魔化しもないが、一般人がそんな心境になるのは到底不可能だ

本来は定年を機に嘘誤魔化しのない自分を実現する場で、すっきりしないといけないのだが・・・
ところが「一切嘘誤魔化しなんか、ついてない」なんて頑なな人が案外多い
豊な時代の若者や老人のうつ病や自殺は嘘誤魔化しの蔓延が原因であることは明白なのだ
昔の人が好きなものを断っていたようであるが、こういう能力を身につけるべきだ
山ではいろいろなものが突如得られなくなることがあるが、じっと我慢したり自分でどうにかしてきた
断食、断酒、禁酒、断博打、断甘え、断色、断贅沢、断便利、断都会、断人、断利己、断依存・・・・
麻薬患者のように、日常的に麻薬を吸って心身を蝕んでおり、今すぐに止めようなどと考えない

追記.
「なぜ豊な社会でこうも悩み苦しむのだろうか?」⇒嘘誤魔化しが増えれば悩み苦しみも増える
豊かさの追求 ⇒ 人の集中 ⇒ 嘘誤魔化しの増加 ⇒ 問題の深刻化 ⇒ 悩み ⇒ 苦しみ
山暮らし ⇒ 質素で不便享受 ⇒ 人から遠ざかる ⇒ 自然に暮らす ⇒ 強さとゆとり ⇒ 断捨離
田舎にも元々の地元の人より、都会からの移住者が増えているが田舎も都会化している
都会化していない場所は限界集落の山奥だろう、人もほとんどいない、不便だが自然は豊だ

「男のための料理研修会」安曇川の田中に住むようになって地元の研修に参加するようになった、
安曇川はこじんまりして、人間関係も出来ていいですね

コメント
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