村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第24号 村上和隆の人生塾「一言」   小ぽけな人間のままで満足しているのか?

2008-04-30 07:19:18 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

※お知らせ:今後4~11月は事務所が滋賀の山中になるため毎日掲載できなくなります、やや日があきますが了解下さい

24.小ぽけな人間のままで満足しているのか?

人間というのは万物の霊長なんて威張っていますが、特に堕落した現代人は、ドングリの背比べ程度のもんです。
人間国宝とか、なんとか殿堂入りなんて人もいますが、まあそんなのは宇宙規模で考えればどうでもいいつまらんことです。
偉い人間なって威張ってみたところでせいぜい100年くらいの短い間に、瞬間的にやったことで、しれたもんです。

どちみち小ぽけな生き物であれば、なんだかんだと、つまらんことに捕らわれていないで、もっと次元の高いことを地道にやれば良いと思うのですがね。

一方で巷には、小ぽけなことでくよくよ悩む・心配する・苦しむ人も多く、最近鬱病になる人が増加しているのです。
どちらにしろ、涙ぐましいほどの小ささなんです。そんな小さい人間じゃ到底地球や宇宙なんてのを前にしては何もなしえない。

便利・豊さが人間を更に小ぽけな生き物にしていっているのです。
自然と離れ・地球と離れ・社会とも離れて、狭い家や遊びのような小ぽけな殻に閉じこもる”引き篭る若者”が増加しているということですが、人類は、発展ということの代償として、全体として【引き篭もり=縮小化】の方向へと確実に向かっているのです。

悲しい話ですが、経済や技術革新が進めば、進むほど人間は矮小化していく運命なんです。
人間にとって最も大事なことを犠牲にしてまで、見掛けの豊かさや便利さという麻薬を吸い続けるのが現代なんです。
せめて自分だけでも、そういう人間矮小化から一線を画していくことが大事です。

つまらん豊かさや便利さなんてつまらんものの犠牲にはなりたくないものですね。

このたび村上和隆人生塾を開校しました。
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