4月20日 NHKおはよう日本
ダイエットをインターネットで助けてくれるサービスが注目されている。
スマートフォンのアプリを使ったダイエットのサポート。
今年から始まった“カロリー大辞典”はすでに3千人が利用している。
食事の写真を撮って
身長・体重・年齢のデータとともに送信する。
するとアプリの運営会社に待機している管理栄養士が
食事のアドバイスをしてくれる。
管理栄養士
「その方それぞれに合った食事量とか
野菜や海草などのバランスがとれているか気をつけてアドバイスしています。」
継続するための大きなポイントが
このサービスの参加者たちがフェイスブックやツイッターなどで励ましあえること。
「誘惑に負けずに頑張ってください。」
「一緒に頑張りましょう!」
仲間と励ましあうだけでなく
競い合ってダイエットしているKさん。
半年前は体重が85キロあったが現在は78キロ。
競争するにあたって使用したのは
体重だけでなく体脂肪や筋肉量が測れる機械。
毎日計った八項目のデータはパソコンに取り込んでグラフに出来る。
改善されていく様子が細かくわかるので励みになる。
競争に使うのはこの機械とセットになっていうr歩数計。
歩数をネットを通して記録して
全国の利用者と競い合うものである。
定期的に開かれるコンテストでKさんは全国2位になった。
競い合う仲間がいることが刺激になり
いまでは1日2万歩歩くことが習慣になっている。
日産自動車の神奈川県の事業所は
社員食堂を通して社員のダイエットをサポートしようと取り組んでいる。
コロッケと焼きそばの定食を食べた男子社員は
食事が終わると自分の席に戻り
社員食堂を運営する会社のサイトを開く。
サイトにはその日の社員食堂のメニューが全て表示されている。
クリックでカロリーや不足している栄養素がわかる。
ひとりひとりのデータを会社の健康管理室でも把握されるようになっている。
現在このサービスを利用している社員は約500人。
健康管理室では蓄積したデータから食事の偏りがわかるので
“メタボ”社員へより的確な指導ができるという。
社員
「会社として取り組んでいることも解る。
自分個人としても何とかしないといけないと思っている。」
日産自動車R&D 人事部 古井寛治さん
「一番はメタボ率の減少ということになるので
単純にメタボと言ってもどういう状態のメタボが
踏み込んで観察することが出来るので
そういう意味でインターネットを使えるのは有効。」