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日本漫画家協会賞 大賞に「ONE PIECE」

2012-05-13 14:36:37 | 報道/ニュース


  5月13日 おはよう日本


  海賊の少年や仲間たちの冒険や友情を描いて
  2億部をこえる記録的なベストセラーになった「ONE PIECE」。
  日本漫画家協会賞対象に選ばれた。  

  コミック部門の大賞に選ばれた尾田栄一郎さんの人気漫画「ONE PIECE」は
  仲間とともに秘宝をもとめる海賊の少年が主人公で
  波乱に富んだ冒険や友情を描いて
  幅広い世代で人気を集めている。
  平成9年に雑誌に連載を開始して以来
  単行本の累計発行部数は2億6,000万部以上と
  国内の最高記録を更新し続けている。

  このほかの部門では特別賞に
  京都市と京都精華大学が廃校になった小学校を活用して
  平成18年に設立した「京都国際マンガミュージアム」が
  特別賞に選ばれた。
  明治時代から現代まで約30万冊の漫画を所有するなど
  漫画文化への貢献が評価された。

  また「地球(テラ)へ」などの作品で知られる少女漫画家の竹宮惠子さんが
  これまでの創作や教育活動が評価されて文部科学大臣賞に選ばれた。

  この日本漫画家協会賞は過去には
  宮崎駿さんの「風の谷のナウシカ」や
  さいとう・たかをさんの「ゴルゴ13」などが受賞している。
  授賞式は6月22日に行なわれる。











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奮闘 エジプト出身力士

2012-05-13 14:16:04 | 海外ネットワーク


  5月5日 NHK海外ネットワーク


  エジプト出身 大嶽部屋 大砂嵐(20歳)。
  本名 アブドルラフマン・アラ・エルディン・モハメット・シャーラーン。
  去年暮れの新弟子検査で
  身長189cm 体重138kg。

  大砂嵐は今年3月の春場所で初土俵を踏んだ。
  力強い突き出しを武器に2戦全勝。
  夏場所で序ノ口としてのぞむ。
  5年前の15歳のとき知り合いに勧められて相撲を始めた。
  体格も良くメキメキと実力を伸ばし
  相撲を始めてわずか1年で世界ジュニア選手権に出場し3位に輝いた。
  「日本で力士になりたい。」
  と大砂嵐は一昨年
  複数の相撲部屋に入門希望の手紙を送ったが
  外国人力士の数が部屋ごとに制限されているためか
  受け入れる部屋はなかった。
  「稽古だけでもつけて欲しい。」
  と来日し大嶽部屋の門をたたいた。
  その思いに向き合ったのが大嶽親方である。
  
  大嶽親方
  「相撲に対する気持ちがすごく熱いものがあって
   『もう私は相撲しかありません』
   『私の家は土俵です』
   というぐらいの気持ちで語っていた。
   ものすごく心を打たれて
   そこまで熱心に相撲のことを思っているのであれば
   前向きに考えようかということから
   今回このように(入門と)なった。」

  部屋では“ブーディー”という子どものときからの愛称で呼ばれている。
  
  大嶽親方  
  「ブーディーがトイレ掃除。
   ブーディーはまじめにやっているよ。
   トイレ掃除 毎日。
   (11月の)九州場所からずっとな。」

  朝稽古の後の待ちに待った昼食。
  新弟子が箸をつけることが出来るのは一番最後である。
  この日は大好きな鶏肉を使ったちゃんこ鍋。
  イスラム教徒の大砂嵐は豚肉を食べられないため
  豚肉が使われるときは別メニューとなる。
  さらにイスラム教徒には毎年約1ヶ月、
  日中の飲食が許されないラマダンの時期が定められている。
  大砂嵐はイスラムの教えどうりにラマダンの約束事を守るつもりである。
  激しい稽古を乗り切れるのか親方は心配している。
  
  大嶽親方
  「水をとってもいけない。
   熱中症になったりぶっ倒れられたりしたら困る。
   稽古をしていて汗を当然かく。
   夏場は特に。
   ラマダン時期に部屋での稽古。
   その辺は注意しなければいけない。」

  来日して半年
  一人前の力士になるにはまだまだ遠い道のりである。

  大砂嵐
  「疲れたとは言っていられない。
   稽古があるだけだ。
   祖国のみんなが僕のことを誇りに思えるような存在になりたい。」

  エジプト カイロから車で3時間のマンスーラ。
  大砂嵐の実家で
  家族は息子からもらった日本の新聞記事を大事にとっていた。

  大砂嵐の父親 アラディンさん
  「イスラム教徒として
   日本で食べ物や作法などになれることが出来るか心配だ。
   でも周りの人を大切にしてうまくやっていってほしい。」

  エジプトで大砂嵐が通っていた稽古場。
  土の土俵はない。
  アマチュア時代の大砂嵐の先輩ラミィ・ベラールさん(28)は
  大砂嵐に続く選手を育てたいと考えている。
  地元の子どもたちのために相撲教室を開いている。
  
  ラミィ・ベラールさん
  「私たちの中には大砂嵐のような力のある選手がたくさんいると思う。
   若い選手をこれからどんどん増やして
   エジプトで相撲の人気を高めていきたい。」

  祖国を離れ
  ひとり大相撲の世界に飛び込んだエジプトの若者。
  大きな期待を受けながら
  相撲人生を
  前に前に突き進もうとしている。 
  
  

   


  
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