4月28日 NHKおはよう日本
一度生産をやめた商品を再び売りだす“復刻版商品”が次々と登場している。
日本コカ・コーラ。
かつて全国的のヒット商品だったスプライトを復活した。
復刻に当たって重視したのは昔ながらのデザイン。
ボトルの横のくぼみなども極力再現した。
日本コカ・コーラ マーケティング本部 小笠原一郎さん
「昔あったものだということで店頭で目立ちやすい。
ブランドの資産があるので
資産をうまく活用するのがメリット。」
西武デパートでは“復刻版商品”を集客のカギにしようとしている。
1980年代に大流行のブランドを再び売り出し始めた。
1980年代は“DCブランド”ブームだった。
当時の若者(今の50代)をターゲットにしようというのである。
イタリアのブランドの丁寧な仕立ては当時のまま。
徹底して再現し
“憧れ”を思い出してもらって消費意欲をかきたてようとしている。
そごう・西武衣料品統括部 松原幹雄さん
「当時のことをご存知の型にとっては非常に訴求力の強いブランド。
またこのブランドのファンになってもらいたい。」
“復刻版商品の代表格”がビックリマンチョコ。
2ヶ月前の発売以来 大量に買う大人が後を絶たない。
1987年ごろ このお菓子は子供たちの間で大流行した。
販売個数は4億個。
売り切れも相次いだ。
人気の理由は一緒に入っていたキャラクターシール。
このシールは今も根強く人気がある。
カーとショップにはずらりとシールが並び
高めのものだと7万円、9万円するが買う人がいる。
ロッテは
お父さん世代だけでなくその子どもたちにも広げようと考えている。
シールの右下のマークをスマートフォンなどで読み取ると
シールのキャラクターが画面に出てきて
育てたり戦わせたり出来る。
ロッテ 商品開発部 大野友幸さん
「少子化で(購入者が)減ってしまうところが
親子2世代3世代まで将来的にはなってくる。」