2月21日 bIZプラス
年間36億食が生産されているカップ麺。
年間1,000種類の新製品が登場している。
こうしたなかメーカーが力を入れているのが特色あるカップ麺。
調理時間は短く
という消費者を狙ったカップ麺は1分で出来上がるのがセールスポイント。
実はこのメーカーは31年前にも1分でできるカップ麺を販売していた。
しかし麺が伸びやすいという弱点がありすぐに販売終了。
その後も製法の見直しなど改良を重ね伸びにくい麺を開発。
再び販売にこぎつけた。
(明星食品マーケティング本部 梅林卓也さん)
「1分というのは非常に強い。
数字的に強い 分かりやすい時間なので皆さんに受け入れられていければいい。」
今月発売された女性専用を歌っているカップ麺。
開発チームは全員女性。
女性が好むハーブを具材に合わせた。
容器も女性向けに開発。
底を狭くし手の小さい女性でもしっかり持てるようにした。
面の長さも従来より短いものにした。
すすってもスープが飛び跳ねにくいと言う。
このカップ麺は売り上げはすでにメーカーの見込みの1,5倍に達している。
(東洋水産即席麺本部 淡路まどかさん)
「女性のニーズをまだまだ深堀り出来ていない。
女性にもカップ麺を食べてもらい即席麺市場の拡大活性化を目指したい。」
メーカーによるとカップ麺を食べる主な層は20代~40代の男性が多い。
そこにカロリーを抑えたものとか野菜を多く入れたものなどを投入して
幅広い世代にこたえていきたいというねらいである。