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世界が注目 “記録大国”日本

2013-05-05 08:02:31 | 報道/ニュース
  5月3日 おはよう日本

  
  弁当箱を包む速さを競う。
  ピンポン球をコップに何個入れることができるか。
  芝生の上を転がって5メートルの距離を往復する。
  東京都内で開かれているイベントで目指すのは世界記録。
  平日にもかかわらず5月2日は400人近い人たちが挑戦した。
  この催しを開いたのはギネス世界記録誌を発行するイギリスの会社。
  社長のアリステア・リチャーズさんは
  日本の人たちがとりわけ世界記録への熱意を抱いているとしている。
  (ギネスワールドレコーズ社 アリステア・リチャーズ社長)
  「すばらしい。
   兄弟姉妹がにっこり笑っている表情にギネス世界記録のパワーを感じた。
   挑戦することに喜びがある。
   楽しいんですね。」
  いま日本が持つギネス世界記録の数は約730件。
  実は日本は世界第4位の記録大国なのである。
  その大きな理由は地域をアピールしたり人々に絆を深めたりすることに
  世界記録への挑戦が使われているからだという。
  2年前 復興への願いを込めて宮城県石巻市で開かれたイベントでは
  全国から集まった激励のメッセージが書かれた折鶴を糸でつないだ。
  その長さは5,700m。
  世界記録に認定された。
  (ギネスワールドレコード社 アリステア・リチャーズ社長)
  「東日本大震災のあと
   “人々を団結させ絆を深めたい”
   “幸せを実感できるようにしたい”
   “過去の悲劇を胸に刻みながらも将来に向けて歩んでいきたい”
   そうした願いを込めたイベントが増えている。
   日本ならではのことだと思う。」
  会社では日本での世界記録達成をサポートする取り組みに力を入れている。
  アジアでは初めてとなる事務所を作り
  今年3月からは専属のスタッフが支援する相談窓口も設けた。
  日本で培ったノウハウを世界各国に広げビジネスとして展開しようとしている。
  (ギネスワールドレコーズ社 アリステア・リチャーズ社長)
  「ギネス世界記録は人が何かを達成したいという気持ちに応え
   それをたたえるものだ。
   だからこそ日本を含め重要な国に対して
   世界記録を挑戦しやすくする必要があると思う。」
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