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どうするネット上の生前の記録 1

2013-05-07 08:08:38 | 海外ネットワーク


  4月28日 NHK海外ネットワーク


  インターネット先進国のアメリカではいまブログ以外でも
  ネット時代ならではの方法で故人をしのぶ動きが出てきている。

  アメリカ シアトルに住むフェイ・ガーニューさん。
  3年前に夫のエドアルドさんを病気で亡くした。
  ガーニューさんは一昨年 墓にQRコードを取り付けた。
  スマートフォンなどで読み取ると
  夫の生い立ちや写真を公開したインターネットのサイトにつながる。
  (フェイ・ガーニューさん)
  「夫との思い出を後世に残したかった。
   墓参りに訪れた親戚が
   夫にあったことがなくても夫を知ることができるのはとてもすてき。」  
  サービスを始めたのは地元の墓石業者。
  墓石に刻める情報は限られるがネットを活用すればその量は格段に増やせる。
  取り付けはウレタン素材のQRコードをシールで貼るだけ。
  手間はかからない。
  料金は約1万4千円。
  2年前にサービスをはじめこれまでに500人を超える人たちが利用している。
  (墓石業者の社長)
  「以前 墓石にビデオをとりつけたが実用的ではなかった。
   QRコードを使うことで載せたい情報をすべて盛り込むことができるようになった。」

  一方 後世に自分を残したいという人のために
  その日とそっくりのキャラクターをネット上に残そうというサービスも始まっている。
  人工知能を開発するNPOが開発したサイトは
  まず自分の名前や生年月日など基礎データを入力し
  分身となるキャラクターを作って会話をする。
  私は音楽が好きです
  わたしもです
  リズムに合わせて踊るのが好き

  仕事や趣味など幅広いテーマで会話をすればそのデータがインターネット上に蓄積され
  本人そっくりにしゃべるようになる。
  将来的にはこれをさらに進化させてネット上に蓄積されたデータを
  人工知能に移植した人型のロボットを作ることを目指している。
  ロボットでいるのは楽しい?
  楽しいわよ
  欠点や限界はあるが未知の世界を冒険する宇宙飛行士みたい

  (開発責任者)
  「ヒトの性格をネット上に保存できればいつか人型ロボットや
   幹細胞を使って作られた人体に頭脳を移すことが可能になるかもしれない。」
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