10月28日 BIZ+SUNDAY
住宅業界では10月以降売れ行きが鈍ることが心配されていたが
都内中央区のマンションのモデルルームには今も多くの人が訪れている。
このモデルルームは7月に販売を開始して以来
週末になると1日150組以上の客が詰めかけると言う。
駆け込み需要の反動は今のところほとんどなく総戸数1100戸のうちすでに7割以上が契約済みである。
「景気も良くなってきているので今買っておいた方がいいのかな。
減税もあると聞いたので消費税が8%になってからでも影響はないかなと。」
「ある意味ではタイミングだと思います。
金利も非常に低いですから買い時かなと。」
(東京ワンダフルプロジェクト ゲストサロン 橋元良所長)
「10月に入ってからもお客様に引き続きお越しいただいている。
非常に好調な状況。」
一方では住宅建設の現場では課題も生じている。
東北の復興需要をはじめとする建設需要の高まりで資材価格が値上がりし人手不足も深刻化しているのである。
大手建設会社は作業工程の効率化で人手不足に対応しようとしている。
これまで現場で作っていた建物の床や梁などのコンクリート部材を
あらかじめ工場で作ってから現場に運び込む方法を採用している。
現場では決められた手順通りにパーツをつり上げ組み立てるだけ。
これによって工期を2割近く短縮でき
かかる人手も減らすことができた。
(清水建設 清水富士夫建設所長)
「現地で作業員が少なくて建物ができていくので結果的には人手不足に対応できていると思う。」
マンションを発注する側の不動産会社も対応に乗り出している。
これまで三井不動産ではマンションを建設する際物件ごとに建設会社を選んできた。
しかし建設需要の高まりで小さな物件の建設に応じる業者の確保が難しくなってきている。
このため複数の建設を1つの業者に任せることで建設会社が請け負いやすくし
現場の人手や機材を効率的に運用してもらおうと考えている。
(三井不動産レジデンシャル 開発事業部 川崎総一朗主任)
「同じパートナーさんと複数の物件をやることですぐに共有化していく。
効率化を図っていく。
それが最終的には良い商品・良い住まいを
お客様に住んでいただけるご納得いただける価格で提供していくことにつながるのではないかと。」
久々の活況に沸く住宅業界。
このチャンスを逃さないよう現場での工夫を重ねている。
住宅業界では10月以降売れ行きが鈍ることが心配されていたが
都内中央区のマンションのモデルルームには今も多くの人が訪れている。
このモデルルームは7月に販売を開始して以来
週末になると1日150組以上の客が詰めかけると言う。
駆け込み需要の反動は今のところほとんどなく総戸数1100戸のうちすでに7割以上が契約済みである。
「景気も良くなってきているので今買っておいた方がいいのかな。
減税もあると聞いたので消費税が8%になってからでも影響はないかなと。」
「ある意味ではタイミングだと思います。
金利も非常に低いですから買い時かなと。」
(東京ワンダフルプロジェクト ゲストサロン 橋元良所長)
「10月に入ってからもお客様に引き続きお越しいただいている。
非常に好調な状況。」
一方では住宅建設の現場では課題も生じている。
東北の復興需要をはじめとする建設需要の高まりで資材価格が値上がりし人手不足も深刻化しているのである。
大手建設会社は作業工程の効率化で人手不足に対応しようとしている。
これまで現場で作っていた建物の床や梁などのコンクリート部材を
あらかじめ工場で作ってから現場に運び込む方法を採用している。
現場では決められた手順通りにパーツをつり上げ組み立てるだけ。
これによって工期を2割近く短縮でき
かかる人手も減らすことができた。
(清水建設 清水富士夫建設所長)
「現地で作業員が少なくて建物ができていくので結果的には人手不足に対応できていると思う。」
マンションを発注する側の不動産会社も対応に乗り出している。
これまで三井不動産ではマンションを建設する際物件ごとに建設会社を選んできた。
しかし建設需要の高まりで小さな物件の建設に応じる業者の確保が難しくなってきている。
このため複数の建設を1つの業者に任せることで建設会社が請け負いやすくし
現場の人手や機材を効率的に運用してもらおうと考えている。
(三井不動産レジデンシャル 開発事業部 川崎総一朗主任)
「同じパートナーさんと複数の物件をやることですぐに共有化していく。
効率化を図っていく。
それが最終的には良い商品・良い住まいを
お客様に住んでいただけるご納得いただける価格で提供していくことにつながるのではないかと。」
久々の活況に沸く住宅業界。
このチャンスを逃さないよう現場での工夫を重ねている。