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年末に向けて

2018-12-12 07:00:00 | 編集手帳

11月15日 編集手帳

 

 ロシアの西部地域に伝わることわざらしい。
<苦しいことは6日ごとにやってくる。
 喜びは100日おいてやってくる>

おそらく<6日ごと>に含みがある。
歓喜はなかなかこないのに、
苦痛はというと1週間と待たずにやってくるのである。
壁のカレンダーに目をやりながら、
ぼんやりしてしまった。
苦しいこと、
つらいこと、
困ったこと…
今年はあと何回あるのだか。

年賀はがきが発売された。
クリスマスケーキの予約が始まった。
NHK紅白歌合戦の出場歌手も発表された。
今年をたたみ、
来年を迎える準備があちらこちらで忙しくなっている。

若い人のふりはしない。
「キンプリ、純烈、あいみょん…」。
紙面の一覧で見た紅白初出場の歌手の名前が、
ちんぷんかんぷんである。
大みそか、
ああこんな歌がはやっていたのかとテレビ桟敷で感心するのが毎年の習いになっている。
たまっていく仕事にため息をつきつつ、
この初冬もとりあえずそこをめざそうと思った次第である。

年末に向け、
多忙を極める職場は多い。
きのう北海道旭川で初雪が降った。
平年より遅いとはいえ、
寒さは増すのだろう。
ご自愛を。


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