クリスマスには、告白しようガンバ~レサユ~リ
先週の木曜日、支援の仕事でE・Mさんとこの映画を鑑賞しました。場所は三条河原町の東宝公楽で・・・。祝日でしたが、お客さんも少なくて、ゆったり鑑賞いくつか映画を紹介したら、これがいいとのことでした。彼女もこんなが夢なのかもしれません
主演は中谷美紀・大沢たかお、中谷美紀演じる本田サユリは、じみ~なファッションにばさばさの髪、そしてすり落ちそうなメガネ。生まれ育った長崎で、単調な毎日を送る市役所勤めの目立たない女の子そんなサユリは妄想の中でポルトガルのリスボンに暮らしている(ことになっている)出会う男性に“自分だけの王子様ランキング”をつけて退屈な日常を過ごしているのだ。そんな彼女の唯一の自慢は弟、超美男子の耕治(阿部力)だ。でもその弟がある日、恋人メグミ(上野樹里)を連れてやって来た。メグミはまるでクリスマスの飾りつけ前のもみの木のような地味な・・・まるで自分そっくりの冴えない女の子そんなメグミにサユリはイライラが募る幼馴染の漫画オタク・森山(佐藤隆太)に「恋がしたい」と愚痴ってばかりの悶々とした日々の中、サユリの王子様ランキングトップ独走中の、憧れの先輩・聡史(大沢たかお)に再会しかもいいムード(*^_^*)クリスマス前にして舞い上がるサユリしかしふたりの仲が進展すればするほど、憧れの相手との不釣合いを感じ出す。だんだん自信喪失クリスマスまであと一ヶ月。。。。。妄想のリスボンと長崎の間で揺れ動く、サユリのはじめてのクリスマスの行方は・・・・
ヒロイン役の中谷美紀はコミカルにチャーミングに夢見る女の子を演じている今年は「嫌われ松子の一生」・「ロフト」などで大活躍それぞれいい味を出していた。今回もこの役にぴったりはまっている。相手役の大沢たかおもやさしい微笑みと穏やかな感じでなかなかいい私もちょっとファンです森山役の佐藤隆太もサユリに片思いしているという気持ちがせつなく伝わる演技。それから劇団ひとりが面白いサユリの大学時代の劇団サークルのメンバーという役なのだが、卒業後はなんとホスト時々間の抜けた感じで登場するところだ何ともいえない上野樹里ちゃん、またまた登場今回は冴えない女の子役だけど、これもいい味出していましたサユリのパパ役は小日向文世。この方も色々な映画に出ていますよね。「虹の女神」でも上野樹里ちゃんのパパ役でしたYOUちゃんも義理のママで出演
時々ポルトガル人親子が出てきて《ガンバ~レサユ~リ》と応援します。
原作本は多くの女性から共感を得ている芥川賞作家・吉田修一の「7月24日通り」、監督村上正典・脚本金子ありさ、「電車男」の制作チームです。
公式サイト 『7月24日通りのクリスマス』
追記:何と、この映画で90本目となりました