銅版画制作の日々

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ミルク☆ショーン・ペン、アカデミー賞主演男優賞!

2009-04-24 | 映画:ミニシアター

 「ミルク」は、希望のはじまりだった。

 ショーン・ペン
アカデミー賞主演男優賞、おめでとう!

 ダスティン・ランス・ブラック
アカデミー賞脚本賞受賞おめでとう!

本年度アカデミー賞8部門にノミネートされたのですが、「スラムドッグ$ミリオネア」に持っていかれてしまいました。でも2つの賞を受賞した「ミルク」。
ショーン・ペンの見事な演技は、いつもながら凄いよね。過去にもアカデミー賞を受賞している素晴らしい俳優さん。近年は監督業にも力を注いでいる。

京都シネマでは、受賞記念ということで、ショーン・ペン監督の「イントゥー・ザ・ワイルド」が再上映されています。今週24日までですので、未見の方、ぜひご鑑賞下さい。

gooブログは禁止ワードがあるのとはじかれるから、記事を書くのを気をつけなければ、いけない。ダイレクトに記事を書くことで、拒否されるのもおかしいなといつも疑問に思うのですが。本作の記事においても、できるだけ言葉の表現を考えないと思いながら書いていきたいと思います。

今回の「ミルク」もテーマとなっているのは、GEI。アメリカは大国だ。色々な国籍を持つ人がたくさんいる。そういう人たちの置かれている状況も厳しく、下手すると隅に追いやられている。また高齢者、労働者などさまざまな社会的弱者の人権も置き去りにされている。GEIの人もそうだ。何故?同性同士の繋がりが許されないのか。人はそれぞれ顔も違えば、生き方だってある。他人に迷惑かけているわけでもないのに。どうして色眼鏡をかけて見るのか?納得いかないと、立ち上がったのが、この物語の主人公ハーヴィー・ミルクであった。

これはTRUESTORYだ。

ハーヴィー・ミルク という人物は実在した人です。70年代のアメリカで、彼の周囲には社会変革の大波が次から次へと押し寄せた。彼の軸足はGEIの人権解放にあったが、それは同時にさまざまな社会的弱者への共感へと繋がった。すべての“声”を代弁しょうと奮闘したミルクに、時代は苛酷な運命を用意していた。本作は、そんな彼の人生の最後の8年間を描いている。

1972年のニューヨーク、金融や保険業界で働いていたミルクは、20歳年下のスコットと出逢い、恋に落ちた。2人は新しい人生を求めて自由の地、サンフランシスコへと移り住む。転居先はアイルランド系移民労働者たちが数多く住んでいたユリーカ・ヴァレー地区。60年代後半から、ヒッピーやGEIの出入りが続いていたこの地域は、やがて「カストロ地区」と呼ばれる。

最初は職にも就かず、自由気ままな暮らしをしていたミルクとスコット。貯金が底をつきかけた頃にアパートの1階に「カストロ・カメラ」を開店した。

ミルクとスコットの店が開店!

社交的でユーモアあふれたミルクの人柄は周囲のヒッピーやGEIたちを惹きつける。店は周辺の商店主や住民たちの情報交換の場所となる。まさにコミュニティの場である。

でも近隣にはアイルランド系の保守的なカトリック層も多く、彼らを快く思わない人もいた。ミルクはそんな差別的な既存の商工会に対抗して、カストロ・ヴィレッジ協会という新しい商工会を結成。

スコットや友人たちの理解と協力を得て、地元商店街や近隣住民の抱える問題に政治的によって深く関わり始める。何と別名、「カストロ・ストリートの市長」と言われる。

73年11月、ミルクは初めてサンフランシスコの市政執行委員(日本でいえば、市議会議員)の選挙に立候補!


クリーヴ・ジョーンズ (エミール・ハーシュ

“自由な地”サンフランシスコとはいえ、GEIに対する偏見と暴力が公然と横行していた時代、“すべての人のための権利と機会の平等”を求めるが、落選。2年後(75年)2度目の出馬もあえなく落選。ただ、この年にはミルクも支援した州上院議員、ジョージ・モスコーニが市長に当選。ミルクは市長によって市の上訴認可委員に任命されるも、翌年の州議会下院選挙に出馬するため、同委員も辞めることになる。


ショーン・ペンの右横が選挙の参謀アンネ・クロネンバーグ (アリソン・ピル

このころから、恋人スコットとのすれ違いが生じ始める・・・・。ミルクはもうスコットだけのものではなかった。州議会選は結局3度目の敗北。これで最後にするとスコットと約束したにもかかわらず、約束に反して77年の4度目の市政執行委員選に出馬。このことで、スコットはミルクの元を去ることに。そしてその別れが代償かのように、念願の当選を果たす。


GEIだと公言して米国史上初めての公選された公職者!
当選を喜ぶ支援者の中には新しい恋人ジャック・リラ(ディエゴ・ルナ)や若きGEI活動者クリーヴ・ジョーンズ、そしてこの選挙の参謀だったREZの女性アン・クローネンバーグのほか、あのスコットの姿もあった。


スコット・スミス (ジェームズ・フランコ

ジェームズ・フランコ、素敵でした♪魅力的・・・・・。

78年1月委員就任後、公共・福祉政策の立案で、地域住民の広い賛同を得るが、次に直面したのは、GEIの教師を性的指向ゆえに解雇できるという提案6号が住民投票によってGEIの権利剥奪運動が全米で成功をおさめているということだった。狩カリフォルニア州でもこの提案6号が成立すれば、GEIへの差別は教育分野だけにとどまらず他の職業分野や居住環境など生活全般に拡大するのは一目瞭然。

人種の違う人々、障害者など、社会的立場の弱いマイノリテイにも及んでしまう恐れが・・・・。ミルクは精力的に提案6号の反対運動を展開する!


ショーン・ペン、雄弁な演説です。上手いですよね。以前にもこんなシーンを他の作品で見ましたが。

これに対して保守派の連中は「子供たちを守れ!」て感じ。何とか提案6号を成立させるため賛成運動広げる。筆頭は元準ミス・アメリカで人気歌手だったアニタ・ブライアント。自分の知名度を利用して精力的にメディアに登場する。

「GEIは子供を産めない。だからあなたたちの子供をGEIしょうと勧誘している」偏見を正当化して、ミルクたちの反対運動を追いこんでいった。

ミルクの言葉

運動は続けなければならない。なぜなら、私たちの選挙は今を生きている若者たちに希望を与えたから。若者たちには、希望を与え続けなければならないのだ。

当時のリベラル派民主党大統領ジミー・カーターや保守派の共和党レーガンらの賛同を得ることができ、78年11月7日の開票の夜、提案6号に対する住民投票で劇的な否決を勝ち取ることに・・・・。

一方、もうひとつの運命がミルクを待ち受けていた。同僚である市政執行委員ダン・ホワイトの影だった。敬虔なキリスト教徒の家庭で育ったホワイトはG○Iであるミルクの華々しさと強引ともいえる政治手腕に違和感とストレスを感じながらも彼に対峙していた。


ダン・ホワイト 役(ジョシュ・ブローリン)、このヘアスタイルいまいちです。

次回作ではブッシュ大統領を演じる。ブッシュのほうがぴったり!

その彼が同78年11月10日、突然の辞意を表明するも、直後に撤回。しかしモスコーニ市長に撤回を拒絶されるという屈辱を味わう。

そんな屈辱を味わうホワイトが取った行動とは・・・・・?続きは映画をご覧ください。


本当のハーヴィー・ミルクの写真、手をあげている男性がミルクです。

自らGEIであることを公表し、GEIをはじめあらゆるマイノリティの社会的地位向上のために立ち上がった伝説の活動家ハーヴィー・ミルクの波乱に富んだ後半生を、名優ショーン・ペンの熱演で描く感動の伝記ドラマ。共演に「イントゥ・ザ・ワイルド」のエミール・ハーシュ、「ノーカントリー」のジョシュ・ブローリン、「スパイダーマン」シリーズのジェームズ・フランコ。監督は「マイ・プライベート・アイダホ」「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のガス・ヴァン・サント

凶弾に倒れて亡くなったことは知っていましたが、まさかこんな結末だとは・・・・共に活動してきた方の中には、今も彼の意思を継いで活動を続けているそうです。社会的弱者が生きるには、まだまだ困難がありそうですね。さてオバマ政権はどうなのでしょうね?チェンジできるのか?ハーヴィー・ミルクのような改革ができるのか?!

メディア 映画
上映時間 128分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ピックス)
初公開年月 2009/04/18
ジャンル ドラマ/伝記
映倫 PG-12


1970年代のアメリカ。マイノリティのために戦った政治家
ハーヴィー・ミルク…人生最後の8年間

MILK(ウィキぺディア)

 

 

 

 

Comments (4)
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