銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

トンマッコルへようこそ♪観て良かった!

2006-11-10 | 映画:シネコン


心癒される映画「トンマッコルへようこそ」を観てきました。韓国映画は今まで、観る機会がなく・・・・。このときも「手紙」とこの映画とどちらにしようか?と悩んだ末、選んだような訳でした。でも観て良かった本当にいい映画でした。
トンマッコルとは→“子供のように純粋な”という意味だそうです

2005年、韓国で、観客に最も愛された映画。800万人が泣いて笑った
韓国映画界で、数々のハリウッド大作を抜いて興行収入NO.1の座にいた素晴らしい映画この村の人々は自然とともに暮らし、畑を耕し、食べ物を分かちあい、人々が笑顔を絶やすことなく暮らしている村・・・・。そこへ三組の兵士が偶然鉢合わせたようにやって来ます。心も体も疲れきった兵士たちが、村の人々との交流を通じて心の絆を取り戻していく姿を笑いと涙そしてファンタジータッチで描き上げたヒューマンエンタテイメントまた韓国のアイドルスターが誰一人出演していないというにも関わらず、この映画の面白さが口コミで広がったそうです。

1951年代、朝鮮戦争の最中、偶然に連合軍・韓国軍・人民軍の3組の兵士達が、この世のユートピア“トンマッコル”に迷い込む敵意むき出しで睨み合う彼らに、憎しみ合うことのバカバカしさを教えたのは、トンマッコルの住民たちいつしか村民たちとを唄い、一緒にジャガイモの収穫、気分転換に草(葦)で作ったそりで草原を滑る祭りで大いに騒ぎ、人間本来の心豊かな生活を送っているうちに、大切な絆や心を取り戻す6人の兵士たち、やがてこのトンマッコルにも危機が兵士たちは村と村民を守るために力を合わせて立ち向かう

原作は韓国の三谷幸喜と呼ばれている人気劇作家チャン・ジンの舞台劇。この作品をCM監督として国際的な賞を受賞した新鋭パク・ヴァンヒョンが本作で本格的にデビューしたそして韓国の大韓民国映画大賞で監督賞・新人監督賞をダブルで受賞そして音楽は日本の久石譲

話題満載の「トンマッコルへようこそ」、絶対お薦めですでのラストも・・・・。感動的ですそして村の娘ヨイルと少年兵ソ・テッキのも可愛くて、ちょっと切ない・・・。

村民をはさんで・・・にらみ合い


トンマッコルにやって来た6人のお客

 公式サイト  トンマッコルへようこそ

 


 

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木更津キャッツアイ★ワールドシリーズ!

2006-11-07 | 映画:ミニシアター


クドカンこと、宮藤官九郎の脚本でお馴染みの『木更津キャッツアイ★ワールドシリーズ』を観てきました京都では、京都シネマとMOVX京都で同時上映です。2002年テレビで放映され、ブレイクその後2003年には映画化、「木更津キャッツアイ☆日本シリーズ」が超大ヒットということだそうですが、私はほとんど観ていません今回は招待券もあり・・・また岡田準一君も出演なので観ることにしました。(ちょっと岡田君のファンでもあり

余命半年と医者から宣告を受けた“ぶっさん”(岡田準一)、彼を中心に木更津の元高校野球部の仲間バンビ・アニ・マスター・うっちーの5人は昼は野球とバンド、夜は何故か謎の怪盗団《木更津キャッツアイ》を結成した地元木更津で巻き起こしたドタバタ騒ぎの日々、そしてついにぶっさんの死

あれから3年・・・・。今回はここから始まる残された4人はバラバラの生活を送っていた。しかし“バイバイ”を言えなかったことを、ずっと心に抱えていた。そんなある日、バンビ(桜井翔)は死んだはずのぶっさんの声を聞く。声は“それを作れば彼は帰ってくる・・・”。その謎を解くため、4人は久しぶりに集結。そしてまったく見当違いのものばかり作り続けることに・・・・!果たしてぶっさんは彼らになにを伝えようとしているのか?そして4人に襲いかかるあり得ない展開とは

映画の始まりが韓国の俳優によるキャッツアイドラマ何なの・・・・これと思いきや、これはテレビの番組なのだそれを観ているのはぶっさんと妻のユッケ。そんな感じで映画は始まる。時々早送り状態になったりして、場面展開も何が何だか分からないというハチャメチャだキャストも個性派ぞろいで、面白い舞台で活躍の阿部サダヲ、古田新太、お笑いでは山口智充、懐かしい人では森下愛子(吉田拓郎夫人)、それから薬師丸ひろ子(かって角川映画でブレイクした)最近では数々の映画に出演うっちー役の岡田義徳も注目

特に阿部サダヲや山口智充のオーバーな演技には圧倒される。かたやぶっさんの父親役の小日向文世のあのスローさもなかなか味ありなにも考えず、楽しめる映画でした。同じ列に座っている若い女性の方、大爆笑


全員集合!
岡田準一・岡田義徳・塚本高史・桜井翔・佐藤隆太

公式サイト 木更津キャッツアイ

脚本家:宮藤官九郎の劇団サイト 劇団「大人計画」

 

 

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ザ・センチネル★陰謀の星条旗

2006-11-04 | 映画:シネコン


マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランドそしてキム・ベイシンガーという3人の実力派スターでの映画「ザ・センチネル陰謀の星条旗」を先日鑑賞星条旗と言えば、「父親たちの星条旗」をこの映画の前に観たところ。まったくタイプの違う映画を比べるのはおかしいのだが・・・・。そんなに息を呑むほど迫力の感じる映画ではなかった。何でかな

お話は141年という長い期間にわたり、大統領の警護任務にあたって来たシークレット・サービスに激震が走った内部のの何者かが、大統領暗殺計画に携わっているという情報がもたらされたのだ早速、トップ調査官ブレッキンリッジ(キーファー・サザーランド)が責任者となり、捜査が開始された・・・が何の進展も見ないうちに大統領専用ヘリが撃墜されるという事件が起こる。幸いにも大統領と夫人(キム・ベイシンガー)は乗っておらず、無事だったこの事件によって、暗殺計画が現実化した裏切り者を探すことが、シークレット・サービスの急務となるメンバーの一人・一人に嘘発見器にかけての調査そして浮かび上がってきた第一の容疑者は、かってレーガン大統領暗殺から救ったベテランのエージェントピート・ギャソン(マイケル・ダグラス)、彼はブレッキンリッジの恩師でもあった。さて、本当に彼が裏切り者の犯人なのか?

大統領の命を守るべく、自分自身が盾となり弾丸を受け止めるシークレット・サービスのエージェントたちその英雄的な活躍を題材に、ハリウッドではこれまでに、『ザ・シークレット・サービス』、『JFK』といった名作を誕生させてきた。今回の「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」もその流れを組むA級のサスペンスということだが

この映画の中では、さまざまな事件が前ぶれで起こる閑静な住宅街で起きた局員(シークレット・サービスの職員)の暗殺、タレこみ屋のもたらす暗殺計画大統領夫人のスキャンダルを暴く脅迫写真そしてベテランエージェントへの疑惑これらの一連の出来事が一つの線で繋がる時、陰謀の正体がわかるのか・・・

A級サスペンスというふれこみだが、いたってノーマルで・・・・・。あまり緊迫感も感じる映画とは思わなかった。何か物足りなさを感じてしまう。豪華な面々が出演しているのにね。残念もうひとひねり欲しいというところです。


マイケル・ダグラス、今年で何と62歳アップでみると、しわが多いです。ハードなアクションやっていましたが・・・。大丈夫なのかな

 

   公式サイト  ザ・センチネル=陰謀の星条旗=

 

 

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FLAGS OF OUR FATHERS 『父親たちの星条旗』

2006-11-01 | 映画:シネコン


この一枚の写真が戦争を終わらせた。その真実とは・・・。
2006年8月、ひとりの写真家がこの世を去った。ジョー・ローゼンタール、享年94歳。61年前彼が撮影した一枚の写真が、太平洋戦争の運命を変えた・・・・・。

その写真は1945年2月23日、日本の領土である硫黄島で撮影された。そしてこの写真はピュリッツァー賞を獲得記念切手の図柄やポスターにもなり、アメリカ中の雑誌の表紙や新聞の一面を飾りさらにバージニア州アーリントン墓地にある海兵記念碑にもなった伝説の報道写真「硫黄島での国旗掲揚」。硫黄島の摺鉢山の頂上に星条旗を揚げる6人のアメリカ兵(5人の海兵隊員と1人の海軍衛生下士官)の姿だった。

日本のほぼ最南端に位置する東西8キロのの小さな島「硫黄島」を占領する戦いは1ヶ月間以上の長期戦となった。国をあげての団結を生み出したこの写真がなければアメリかは日本との戦いから撤去しなければならなかったもしれない。長期化する戦争にアメリカ国民が半ば背を向け始めた時、この写真が国民の心を一つにした。

しかしこの写真の裏には覆い隠された事実があったすりかえられた山頂での出来事語られることのなかったもう一つの星条旗の存在、英雄に祭り上げられた兵士たちの苦悩祖国に生還した彼らは誰もが英雄とは思わなかった。

一人は自滅の道を歩み一人はチャンスを掴もうとそしてもう一人は生涯沈黙を守り続けた事実に基づくドラマ硫黄島で、何が起こったのか彼らは何を見たのか何故沈黙し、何を忘れようと、何を守ろうとしたのか

この原作本となった「FLAGS OF OUR FATHERS」邦題「硫黄島の星条旗」は生還した“英雄”の一人ジョン・“ドグ”・ブラッドリーの息子ジェイムス・ブラッドリーとロン・パワーズによって書かれたもの。父親は死ぬまで語らなかった。父の死後、息子は父の過去を知るために何年もの歳月をかけ、硫黄島の真実に辿り着くのである。

この原作を、クリント・イーストウッドが監督・製作・音楽を担当またあのスピルバークも製作に携わっている脚本はクラッシュのポール・ハギスと豪華な顔ぶれだ

史上初、日米双方の視点から映画「硫黄島」二部作の第一弾今回はアメリカから見た硫黄島。

第二弾「硫黄島からの手紙」 日本から見た硫黄島。12月9日公開です

  


生還した3人の兵士。運命はそれぞれ・・・・

キャスト ジョン・“ドグ”・ブラッドリーライアン・フィリップ(クラッシュで刑事役!)
      レイニー・ギャグノン   ジェシー・ブラッドフォード
      アイラ・ヘイズ       アダム・ビーチ
      マイク・ストランク     バリー・ペッパー(グリーンマイル)
      ラルフ・“イギー”・イグナトースキージェイミー・ベル
      ハンク・ハンセン     ポール・ウォーカー
      キースー・ビーチー   ジョン・ベンジャミン・ヒッキー

 公式サイト 父親たちの星条旗/硫黄島からの手紙

 ※追記:感想等戦闘シーンはかなりの迫力で、観ている側も息を呑むくらいの怖さを感じるクリント・イーストウッドは実際に硫黄島に、日本政府の許可を得て、訪問している。長期にわたっての戦闘シーンの場所を探すために、地質学的や地形を調べたようだ。そうして見つけたところがアイスランドのレイキャビック南西にある火山性の半島レイキャネスだ。俳優はあまりメジャーな顔ぶれではない。ライアン・フィリップ、思い出したクラッシュで若い刑事役を演じていた。あのリーズ・ウィザースプーンと結婚している人それにバリーペッパーは「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」に出演していたのがかなり印象的という感じで・・・・。後の方たちは良く知らない人ばかり

 

 

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