銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

ブラインドネス*見えない恐怖が、見えてくる。

2008-12-06 | 映画:シネコン

何故か?ただ一人“見えている”女が紛れ込んでいた。

12月1日、ファーストディーに鑑賞しました。1000円ですし、これはラッキー!日本の俳優がメインで登場していました伊勢谷友介さんに木村佳乃さんが素晴らしい演技で活躍。ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロにダニー・グローヴァーそしてガエル・ガルシア・ベルナルという豪華キャストに混じってです。凄いですよね

ところで、ブラインドネスって何なのか?驚異的な伝染力を持つ奇病という意味だそうです。

始まりは一人の日本人男性(伊勢谷友介)だった。突然目の前が真っ白になり完全に失明してしまう。医者の診断を受けるが、眼球には異常がない?原因不明のようである。

 

突然の出来事に男はパニック近くにいた男に助けを求める。

そして最初に男を診察した医師(マーク・ラファロ)も失明してしまう

その後、この謎の伝染病は男の発症を皮切りに爆発的な勢いで拡がっていく有効な治療がない中、政府がとった政策は感染者の強制隔離だった。最初に失明した日本人とその妻(木村佳乃)、そして医師やサングラスの娘(アリシー・ブラガ)、黒い眼帯の老人(ダニー・グローヴァー)、また幼い少年(ミッチェル・ナイ)・・・・。そしてその中でただ一人“見えている”女がいた。何故か?発症を免がれたが、夫の身を案じて紛れ込んだ医師の妻(ジュリアン・ムーア)だった。収容所は軍によって厳しく監視され、食料や薬品の要求もままならず、衛生状態も日増しに悪化していった。

感染者の不安はやがて苛立ちへと変わり、所内の秩序は崩壊していく。

 

やがて、自ら「キング」を名乗る男(ガエル・ガルシア・ベルナル)とその仲間が銃の力で支配を始め、彼らの欲望の前に遂に犠牲者が出てしまう。

食料などをすべて取り上げる。要求をのまなければ、食料などを渡さないと脅しをかける。

この状況に耐え切れなくなった医師の妻は反撃を決意するが・・・・・。

少し思っていた内容ではなかった。この奇病から逃れるために人々が立ち向かうのかと思っていたら、そうではなく、この異常事態の中で人間がどんな精神状態に陥るかという人間心理を描いたものだった。視力が失うだけではなく、心までが飢餓状態になるのである。極限状態に陥ったら人間は何をするか?分からないんだとヒシヒシと感じる。

そういえば、「ミスト」と重なるように思った。不安や恐怖というのは、人間をパニック状態にさせるわけで。日々の生活の中でもちょっとしたことで、混乱を招くことはあるのは確かだし。自然災害で大きいダメージに直面すれば、もっと心理的な病になるのと同じだ。

そして醜い争いが起こる・・・・。こんなときだからこそ、皆で力を合わせてといけばいいいのにね。極限状態は心を蝕むのです。悲しい

閉塞感が多い現代社会だからこそ、この作品を鑑賞して見つめなおす必要はあると思うのです。

結局は自分にかえってきます。邪心や利己主義な心を持たないことが大事!

ラストは希望がありました。ミストのラストと違って良かった

突然、伊勢谷友介の視力が回復します、それは一体何なのだろう??と・・・・。

木村佳乃さん、伊勢谷友介君の英語は上手かった。日本語は少しぎこちなかったけれど、ほとんどセリフが英語だったからな?

「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス監督が、ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説『白の闇』を国際色豊かなキャスト陣で描いたパニック・サスペンス。ある日突然失明する謎の病気が感染症のように世界中に蔓延していく中、隔離施設に閉じ込められた発症者たちが極限状況で露わにしていく様々な人間の本性を寓話的に描き出す。主演は「エデンより彼方に」のジュリアン・ムーア。日本からも「CASSHERN」の伊勢谷友介と「寝ずの番」の木村佳乃が参加。(allcinemaより)

 

  監督:フェルナンド・メイレレス

※映画「シルク」を手がけたプロデューサー酒井園子さんが今回2作目の製作された作品だそうです。

原作ジョゼ・サラマーゴ 『白の闇』(日本放送出版協会刊)

       

オフィシャル・サイト
http://www.blindness-themovie.com/ (英語)

オフィシャル・サイト
http://blindness.gyao.jp/(日本)

 



 

 

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トロピック・サンダー◇史上最低の作戦↑↓

2008-12-04 | 映画:シネコン

 3人3様のキャラがいい味出している?!

11月25日、MOVX京都にて鑑賞。11月末で会員割引ディーが終了するので、急いで鑑賞してきました。豪華絢爛なキャスト、この3人を見れば、面白い作品が期待できそうな??それに何とあの有名な○ム・○ルー○もカメオ出演?変装していましたよ。主演、ベン・ステイラーと仲良しだそうです。まあ見れば誰だかわかりますが。

さてSTORYは・・・・・。

1969年のベトナム戦争の最前線で、アメリカ兵士、ジョン・“フォーリーブ”テイバック(ニック・ノルティ)は英雄的活躍をしたという伝説を残した。その彼が書いたベトナム戦争回顧録「トロピック・サンダー」が映画化されることになったのである。

 ジョン・“フォーリーフ”・テイバック

 

そしてその映画に出演することになったのが、以下の5人の男たちなのだ

①落ち目だが、甘やかされているアクション・スターのタグ・スピードマン

 タグ・スピードマン(ベン・スティラー

アクション大作「スコーチャー」シリーズも終わり、アカデミー賞を狙った感動作「シンプル・ジャック」は映画史上最悪の酷評を受けたばかり今回のこの作品で、主人公テイバックを演じることで巻き返しを狙うチャンス

②単におならをかまして笑いを取るジェフ・ポートノイはコメディシリーズ「ファッティーズ」の主人公として人気がある。

 この女装は何かきもいような

ジェフ・ポートノイ( ジャック・ブラック

おならスターでおさまらず、もっと芸域を広げるべく、この作品に出演を決めた

③オーストラリア人の悲劇役者カーク・ラザラス、アカデミー賞男優賞を5回もゲットした演技派である。また完璧に役柄になりきってしまい私生活でも映画の役柄のままという俳優としても有名

 カーク・ラザラス(ロバート・ダウニー・Jr

今回は新たなる挑戦ということで、黒人の軍曹に扮するため自らの皮膚を黒くする手術を受けるという徹底ぶり誰かに似ている?

④「スカーフェイス」のアル・パチーノに憧れるアルパ・チーノ。

 アルパ・チーノ(ブランドン・T・ジャクソン

ラッパーでの大活躍を経て、企業家としても大成功次の目標は俳優として高い評価を得るということで、そのための出演。

⑤新人のケヴィン・サンダスキー

 ケヴィン・サンダスキー(ジェイ・バルチェル

唯一オーディションを受けて役を得たマジメな彼は、原作のティバックのを読み、軍での新人訓練コースに参加して作品に挑んでいる。

 

撮影は爆破オタクでもある特殊効果マンのコディ(ダニー・マクブライド)が、ド派手な爆破シーンを連発させたり、俳優たちのわがままが繰り返されたりの連続で、クランクインからわずか5日で予算オーバー

 コディ

 

 監督:デミアン・コックバーン

イギリス人監督のデミアン・コックバーン(スティーヴ・クーガン)はスタジオの幹部から撮影を中止すると脅かされる

そこでコックバーンはティバックに相談。そして何と彼は俳優たちを東南アジアのジャングルへ送り込めば、さらにリアリティのある撮影が出来ると持ちかける。

かくしてコックバーンは、ガイドもつけずにヘリで俳優たちを不気味なジャングルへ連れ出し、着いたその場で彼らにロケの場所を指定する地図を渡す。居たる所にカメラが仕掛けられていると告げられた俳優の一行は、台本どおりジャングルを徘徊することに・・・・・。

軍人と思われている俳優たち。そりゃ間違えれても仕方がない。

ところが、そこは凶悪な麻薬組織が支配する“黄金の三角地帯”であり、本物の戦場というべき超危険地帯であった

軍人の格好している俳優たちは犯罪組織にとっては、敵以外の何者でもない。突然の侵入者を見つけたら皆殺し、マシンガンを乱射する。

驚くタグたち。でもあくまでもリアルな撮影だと勘違いしている。役者魂がかきたてられる応戦を開始するが、彼らの持っている銃器は撮影用の小道具なので空砲です。ありゃ!

ジャック・ブラックのこの姿が目に焼きついております。

 

 

麻薬組織のリーダーは何とこの少年トラン(ブランドン・スー・フー)後方にいるのは手下のビョング(レジー・リー)。少年だからとなめてはいけない。

果たしてこの状況がいつわかるのだろう?そしてこの窮地から脱出できるのか?広大なジャングルで彼らはサバイバルし、帰還の手段を見つけることができるのか?

映画「トロピック・サンダー」は完成するの? 

 

組織のメンバーになりすますカーク・ラザラス

 

撮影だと思っていたら、どうもそうではないようだ。やばい、殺される

本当の戦場に迷い込んだことに気づく。

麻薬組織の子供に感情移入したタグ、後ろ髪惹かれる思いで戻ったら、えらい目に

 

黄金の三角地帯は爆破

俳優たちを助けにやって来た、ジョン・“フォーリーフ”・テイバックとコディ

なんとか、脱出できそう??

豪華キャストだけれど、何か映画の雰囲気はB級ティストって感じでしょうか。冒頭は3人の宣伝のシーンがあり、これが結構お洒落で遊び心のある映像で良いですね。ちょっとタランティーノのB級2本立ての作品を真似たような感じもします。

ベン・スティラーが20年前から思っていたそうです。俳優たちについての映画を作りたい俳優はいつも不安を抱えている。浮き沈みも激しく、せっかくのぼりつめたと思ったらあっさりと落とされてしまう。その過程で、薬にはまってしまう人や異常なプライドを持ってしまう人も出てくる。外から見ただけでは、この業界でまっすぐ生き抜くことがどれほど難しいことか、わからないかもしれないけど。僕らはこの映画に出てくるキャラクター全員を理解できる。

なるほどう~ん。この作品を通じて俳優の抱えている色々な心情や状況を伝えたかったのでしょうね。アクション、コメディなどもふんだんに入れながら、なかなか楽しい作品だったと思います。

ところであの有名なト○・クルー○まで登場何でもベンとお友だちだとか。はげオヤジを演じておられましたね。ラストはそのお友だちがダンス腰を振りながら、ちょっと気持ち悪~いなんて・・・・・。

そうそう、ロバート・ダウニー・JRはアイアンマンから繋がり、ちょいとコメディ路線に変更なのでしょうかね。

監督・制作・原案・脚本 :ベン・スティラー

「ナイト ミュージアム」のベン・スティラーが監督・主演を務め、様々な戦争映画のパロディーを織り交ぜながらハリウッド映画製作の舞台裏を皮肉ったアクション・コメディ。大作戦争映画の撮影で、本物の戦場に送り込まれたと気付かずに演技を続けていくワガママで超個性的な3人のスター俳優のハチャメチャぶりを描く。共演は「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックと「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr。
(allcinema より)

 

オフィシャル・サイト
http://www.tropicthunder.com/ (英語)


 

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僕がいない場所◎I am / Jestem

2008-12-02 | 映画:ミニシアター

 

大人は誰も愛してくれない。

11月23日、京都みなみ会館にて鑑賞しました。上映が5日間という短い期間なのが、残念です。こういう作品をこそ、もっと多くの人に観てほしいなあと思うのです。

そこには僕の居る場所がなかった。

ポーランドから世界に投げかける。

現代社会の子供たちの心の孤独。

親から虐○を受けたり、捨てられたりという陰惨な事件は、今ひとつの社会問題となっています。日本でも、本能のままに生きる母親に捨てられた子供たちを描き、大きな注目浴びた是枝裕和監督の「誰も知らない」が国内外で大きな反響を呼び、多くの賞を受賞したのは皆さん、覚えておられると思います。そしてこのお話が実際にあったことだというので、凄い衝撃を受けたことを今も心に残っています。

最近は子供にまつわる事件が、頻繁に起こり、テレビで報道されます。また今日もか!何か慢性化していることに恐ろしいものさえ感じます。

“僕がいない場所”も身勝手な母親の養育放棄によって、ひとり生きていこうと決意する少年の苛酷な生き様を描いています。決して明るい未来があるというものではありません。厳しい現実です。登場する大人たちはそんな少年に、目を背けて見て見ぬふりをしているのが、何か哀しいです。親や大人の愛情を受けてこそ、子供は心豊かな人間に成長していくはずなのに・・・・。観ていて辛いものを感じてなりませんでした。少年はそんな状況の中で、心を閉ざしていきます。大人への不信感なのでしょう。だけど少年がたったひとりで生き抜くというにはやはり限界があることも、この作品は伝えているのだと思いました。

そういえば、以前鑑賞した“この道は母へとつづく”を思い出しました。今回の作品とは随分違い、主人公の少年の未来に希望の持てるものがあって、しかもプラス志向なお話。実話から、映画化されたものでした。多分そのようなケースはほんの僅かでしょう。おそらく今回のような行き場のない子供たちが世界中にたくさんあるのではないか?と思います。そういった意味でこの幼い子供たちの心の孤独を、私たち大人は目を背けてはいけないんだと思うのでした。

STORY

国立の施設に預けられている少年クンデル(ピョトル・ヤギェルスキ)は将来詩人になりたいと思っているが、施設内での反抗的な態度で職員をてこずらし、友だちもできない。一人孤独なクンデルは、意を決意して施設を抜け出す。目指すは母の元だ。森を抜け、列車の網棚に身を潜めて母の笑顔を思い浮かべていた。

ようやく家にたどり着いたクンデルは、ベッドに寝ている母の毛布をはがす。何と横には知らない男と寝ている母の姿があった!母はわが子の久しぶりの姿を喜びながらも、男の愛がないと生きていけないと、クンデルに言う。そんな母の姿を嫌うクンデルは母に噛み付いて塀を越えて姿を消す。

母親役(エディタ・ユゴフスカ

町をさまようクンデルは、顔見知りの不良少年たちに追いかけられるも、振り切って町外れの川べりに打ち捨てられた艀舟を見つけ、そこに身を潜めることにする。船の中には空き缶がたくさん転がり、時々誰かが捨てていく。クンデルはその空き缶を集めて顔見知りのくず鉄屋に持っていくが、鍵がかかっており誰も出てこない。しょうがなくクンデルは町の食堂の調理場をのぞく。ここには以前いたおばあさんが食べ物を恵んでくれたのだ。しかしそのおばあさんは亡くなっていた。

再び母の家に戻ってみるも、悩んだ末階段を降り、地下室へ・・・・。そこで見つけたものは手巻きのオルゴール♪それをもって艀舟に戻る。そのオルゴールを見ながら、自分の赤ん坊の頃を思い出していた。暖かな部屋の中でオルゴールを持って微笑む赤ん坊の自分を。

翌日、もう一度くず鉄屋に行ったクンデルは、空き缶と引き換えに僅かなお金をもらい、食堂へ向かった。クンデルにスープを出したウェイトレスは、お金はいいからと言うが、同情的なほどこしは受けようとせず、テーブルにお金を置いて出て行く。

母が町の人たちと楽しそうに騒いでいる姿を見ながら、一人孤独に打ちひしがれていた。艀舟に戻ったクンデルは身体を丸めて寝ていると、ひとりの少女クレツズカ(アグニェシカ・ナゴジツカ)が現れた。酒の匂いをぷんぷんさせてその少女に、最初はとまどったクンデルだったが、彼女が艀舟のそばにたたずむ裕福な家の子であり、彼女もまた美しく賢い姉に劣等感や誰にも愛されないと思う気持ちを、アルコールで紛らわせていたことを知る。

少女もまた孤独な心を抱えていた。

 実は少女の姉の美しさにクンデルは気になっていた。

いつも船内から少女の家を覗いていたのだ。

クンデルと知り合いになった少女は、学校に行く際、食料を用意してくれた。そんな彼女とクンデルは寂しさを抱えるという同じ気持ちを持つようになり、絆を深めていく。

少女の姉(バジア・シュカルバ)はそんな二人の関係に気づいていたが、見て見ぬふりをしていた。

クンデルは周りの大人たちを冷ややかに見ていた。不信感もあったに違いない。不良少年たちにこの場所も見つかってしまう。

彼は少女に一緒に町を出ようと話すが、少女は返事を濁した。おまけに不良少年をたばねる男が母と関係を持っていることを、男から聞かされる。傷つくクンデルは意を決意して自分の気持ちを伝えるために会いに行く。だが母はクンデルのことより、男が来ないことを心配し、「二度とここに来ないで」と言い放った。

この言葉にクンデルは大きなショックを受ける。

川べりに伸びる木の上から、川に向かって自ら落ちていくのだ。船上でずぶぬれになったクンデルの姿があった・・・・。

傷ついたクンデルは少女に話す。母に嫌われて死のうとしたと・・・・。

涙を見せるクンデルに、少女はこの町から出て行くと約束する。だがこの約束は少女の姉によって邪魔されてしまう。

姉はクンデルのことを電話をかけて知らせる。

結局はまたクンデルは施設へ連れ戻されることに。彼は名前を聞かれるが、答えようとはしなかった。彼はさらに心を閉ざすことになる。

少女に心を開き、クンデルはやっと唯一の心の支えだったのに、それさえ奪われてしまう。哀しい結末である。

主人公クンデルに抜擢されたピョトル・ヤギェルスキ、そして少女役アグニェシカ・ナゴジツカ、いずれもまったくの素人だそうです。しかしその演技は素人とは思えないくらい、自然でリアルなものでした。

先の見えない、希望もない、愛さえ受けることが出来ないなんて・・・・・。何か虚しいです。それが現実なのだと改めて実感した作品でした。

町でシンナーや酒に溺れる不良少年たちも同じく町で見つけた子供たちだそうです。腐敗した状態を鋭く描かれているので、衝撃的です。

追記:この作品も実話の数々を元に脚本を起したものだそうです。

 

監督: ドロタ・ケンジェルザヴスカ

 

 オフィシャル・サイト
http://boku-inai.jp

 

 

 

 

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今年も後1ヶ月となりました。

2008-12-01 | 映画全般

 

ヘンリー・ダーガーの作品です。東京の原美術館では、昨年彼の作品展が開催されたそうです。

 

いよいよ12月です。1年が早く過ぎて行くように思います。“銅版画制作の日々”というブログタイトルで、2005年、5月から銅版画のことを中心にと始めましたが、いつのまにか、映画中心になってしまいました。12月で3年7ヶ月に突入します。最近は美術鑑賞より映画鑑賞が増えて、記事も映画がほとんどです。

11月は大きな展覧会を鑑賞したものはアール・ブリッュト展と二紀展、そして大阪国立国際美術館でアジアとヨーロッパの肖像 SELF and OTHERを鑑賞。11月3日、たまたま仕事で出かけた際に無料だったので、鑑賞したものです。これはラッキーでした。

さて11月に鑑賞した作品は下記の通りです。

① 「非現実の王国で」 ヘンリー・ダーガーの謎 (公式サイトはもうありません)

※2004年の作品。何度かアンコール上映があったのですが、見逃していました。

② P・S・アイラヴーユー

③ ブタがいた教室

④ イーグル・アイ

⑤ かけひきは恋のはじまり

⑥ センター・オブ・ジ・アース

⑦ ハンサム・スーツ

⑧ 彼が二度愛したS

⑨ 僕がいない場所 昨年、関東のシアターで上映された作品がこちらでようやく公開でした。一週間くらいの限定上映でした。後日記事アップします。

⑩ トロピック・サンダー 史上最低の作戦これも後日記事アップします。

⑪ DーWARS これは観なきゃ良かったポイント使って損した

 

11月はシネコンでの鑑賞が多かったですね。12月はどうでしょうか?とりあえず、まだ鑑賞したい作品がたくさんあるので、観れるといいのですが・・・・。以下、これから鑑賞したい作品です。

ボーダータウン 報道されない殺人者

画家と庭師とカンパーニュ 

ブラインドネス

デス・レース ジェイソン・ステイサムが主演なので、ぜひ鑑賞したいですね。

 

ということで、また鑑賞の日々は続きます。銅版画もぼちぼち頑張りたいと思います。

 

 

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