暑い日が続いています。
日射しが強くとも、夕立の雨が降ろうとも、凛として花は咲いています。
詩人八木重吉さんの「ノオトA」に次の詩があります。
空のように きれいになれるものなら
はなのように しずかになれるものなら
価(あたい)なきものとして
これも捨てよう あれも捨てよう
花はなぜ美しいか
ひとすじの気持ちで咲いているからだ。
人は、雑多なこと、繁雑な用件を抱え、日常生活を暮らしています。
「雑用が多くって・・・」と嘆かない。
世の中に雑用というものはありません。
人が仕事を雑にしたとき、その仕事は「雑用」になります。
ピュアな気持ちで、真摯にものごとに向き合い、ひとすじの気持ちで日々を過ごしていきたいのです。