世界的にみると、日本では男女共同参画社会の実現が、以前として遅れています。
いま、次期総理大臣候補に名乗りをあげている人たちの中でも、女性は少ないです。
政治では、男女雇用機会均等法が1986年に施行され、職場における男性と女性の関係は少しずつ変わってきました。
その後、1999年の改正男女雇用機会均等法、2007年の新改正男女雇用機会均等法によって、男性と女性の関係は大きく変わってきました。
そういう変化は認めた上で、思うことがあります。
たとえば、政治のステージでよく言われる「女性の社会進出」という言葉です。
その言葉を聞いて、「女性は社会の一員ではなかったの」と思う人もいるのではないでしょうか。
でも、その言葉を聞いて、ピンとこない女性もいるようです。
大学でわたしは教えていますが、不平等をあまり感じていないようです。
今の学生は男女を差別せずフラットな関係でもあるので、表面上はあまりピンとこない学生もいるようです。
ところが、社会にでると、雇用面や待遇面で公平でないことを実感するようです。
男女共同参画社会は、まだ道半ばです。
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