ボランティア活動には、無償ボランティアと有償ボランティアがあります。
地域によっては、地域お助け隊として、有償で植木の剪定や電気仕事、網戸の張り替えを請け負うボランティア団体があります。
その人たちの多くは、定年退職してからこの団体に所属し、依頼を受ければフットワーク軽く、申し込みに対して仕事を検分し、見積もりを出します。
有償といっても市価よりも作業料は安いのがふつうです。
有償にすることで、「お金をもらうのだから、いい加減な仕事はできない」という意識がはたらきます。
また、メンバーにとっては「働ける」ことや人の役にたつことができるという喜びを感じることができます。
団体にもよりますが、作業の依頼者からもらった報酬の半分は自分のものとします。
そして、残り半分は団体の運営費として納めるのです。
地域に住む人が来てくれるので出張費もいりません。
元気で活力のあるまちには、元気なお助け隊ぎいます。
地域で、顔が見える人間関係があるのは、みんなにとって安心にもなります。