就職氷河期とは、およそ1993~2004年ごろを指します。
この期間に大学等の卒業前に就職活動にあたる年齢だった人は、就職氷河期世代となります。
いまでは40歳代後半から50歳を超える働き手の人たちです。
バブル経済崩壊後、長い経済不況がつづきましたが、就職氷河期に雇用情勢は最悪になりました。
就活で募集要項を請求しても、送られてこない。
採用試験を運よく受けれても、内定まで至るのは至難の業でした。
一人で50社以上受けるのも珍しくないという状況でした。
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派遣社員は1990年代後半から一般に広がった働き方でした。 正社員で就職できたにしても、多くの場合は希望した仕事ではなく、不本意に入社した人が多かったようです。 「派遣切り」にあう。残業につく残業で、手当ももらえない。請求すると解雇されるということもありました。 また、派遣社員には入社時の手厚い研修がなく、仕事の基礎が身につかないまま、現在に至っている場合もあるようです。 結婚するだけの経済的余裕がなく、一人暮らしか実家暮らしで、将来は親の介護の心配が出てきます。 また、自身が単身高齢者になるという不安を抱えています。 ハローワークや地域若者サポートステーションでは、氷河期世代に特化した支援を提供しています。 |