
11月は児童虐待防止推進月間です。
児童虐待は、相変わらず悲惨な事案が報道されています。
しつけと称して、親から幼い子が虐待を受けるケースが後をたちません。
児童虐待防止の取り組みは、「オレンジリボン」が目印になっています。
そしていま、大阪の太陽の塔は紫色にライトアップされています。
これは、女性への暴力を防止する運動が11月12日から始まっているからです。
こちらは、オレンジリボンではなく、「パープルリボン」が目印であり、太陽の塔も紫色にライトアップされているのです。
パープルリボンには、DV(ドメスティックバイオレンス)などの根絶の願いが込められています。
11月25日までの2週間が取り組みの推進期間であり、「一人で悩まず、相談をぜひしてほしい」というメッセージを反映しています。
学校教育でも、子どもにアザがあったり、ケガをしているのを教職員が発見することから、児童虐待が明らかになることがあります。
また、高校で多いですが、女子生徒が男子生徒と付き合うなかで、男子生徒から暴力を受けて、SOSを発せず服従する関係になり、それが常態化するデートDVの問題があります。
多く場合、保健室の養護教諭が発見し、支援にあたるケースが報告されています。
DVや虐待の問題は、学校では、教職員の感知力を研ぎ澄ましておくことが、深刻化する前の対応につながります。
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