SNSが全盛の時代ですが、中学生をはじめとする思春期の若い人たちには、読書を大切にしてほしいと思います。
人と話すとき、自分の気持ちや感情を伝えるとき、言葉は大きな役割をもっています。
そのとき、読書をしていろいろな本に触れた経験が役にたちます。
読書によって、知らない世界を知ることができます。
とくに思春期の心情は、言葉で表しにくいことも多いものです。
疑問や悩み、迷いが本を読むと考えが整理され、複雑で言葉にしにくかった感情を理解できるようになります。
自分とはちがう他者の心情や考えも想像できるようになります
読書をすると、物語の登場人物の正しい、まちかっているだけで片づけられると納得できないというもやもやした思いが描かれていることもあります。
私たちが生きるこの世界では、答えを簡単にはきめることができないものがあるからです。
そこで、人には想像力を培うことが求められます。
人の気持ちを思いはかり、ものごとを立体的に見ることができるのは、想像力の働きによるところが多いのです。
あの人のあの行為には何か理由があるのかなと思えます。
そのために読書は重要で、物語が教えてくれるのです。
思春期の子であれ、成熟したおとなであれ、読書は大切です。
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