私たちは、かりにみんなが同じ生活の条件を与えられ、同じ環境に置かれ、同じ経験をしたとしても、その受け止めかたや感じかたは人それぞれに異なるものです。
それは心のありようによる違いなのでしょう。
自分自身の心しだいで、喜んだり悲しんだり、寂しくなったり不満を感じたりするのです。
ということから、私たちの毎日の生活・暮らしがしあわせに満ちたものになるか、不満の多いものになるかは、自分自身の心のありよう、つまり「しあわせを感じるアンテナ」が影響しているのです。
あれが欲しい。
おいしいものが食べたい。
いい家に住みたい。
あんなふうになりたい。
このようにいつも求めていることが多いのです。
しかし、求めることが多くなると、いますでにあるものや自分がすでに持ち合わせているものの価値が見えにくくなります。
そうなるとしあわせを感じとるアンテナがさぴついてきます。
アンテナの感度が下がると、日々の生活の中で、家族、友人、職場の同僚からの気配りを受けていることを感じ取れなくなります。
また、自分自身の長所に気がつかなくなり、自分が恵まれていることにも鈍感になってしまいます。
じつは、しあわせの種は私たちの周りにあるのかもしれないのです。
それをどれだけ自分の心で感じとるかによって私たちの日常は変わってくるのだと思います。
たしかに悲しいことや嘆きたくなるかことはあるでしょう。愚痴を言いなくなることもあります。
そうではなく、プラスの面に目を向け、その一つひとつをていねいに味わっていきたいのです。
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