新型コロナウイルス感染症が下火になり、多くの外国人が来日しています。
日本の観光地に息づく日本古来の伝統的な文化に関心を寄せる外国人は多く、関西なら京都は多くの外国人で賑わっています。
それ以外にも、外国人の間では、日本のアニメや漫画に人気があります。
いわゆるポップカルチャーが親しまれるのです。
その理由の一つは、それらのカルチャーが、おそらく友だち・家族の意味を問いかけるテーマ性や自然との共生に対して、よい印象を与えるからではないでしょうか。
それらは人間にとって、絶対的・普遍的な問いであるからでしょう。
日本は諸外国の中でみると、比較的安全に暮らすことができる法治国家であり、言論の自由が守られた国です。
ところが、一方では少子高齢化社会が進行する世界の「先進国」でもあります。
この課題はいずれ他の外国も直面することになります。
ここで、伝統文化やポップカルチャーだけでなく、新しいライフスタイルや人の生き方を提案できれば、日本の魅力や信頼を高くしていけるのです。
そのとき、「日本ではこうです」ではなく、相手の国の事情を考え、相手を受け入れてこそ、自国のよさを打ち出すことができます。
受容と発信は一体的なものです。
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