今は中学校の部活を教員が顧問をする体制から、地域へ移行させていく方向性が国により示されています。
少子化が進み、生徒数が減っていくなか、一つの学校だけではチームが組みにくくなっていたり、教員の長時間労働を解消して、働き方改革を進める必要から、地域へ移行させていくというものです。
土日は学外の指導者、コーチが部活を指導して、平日も指導する完全な移行も視野に入れられています。
部活改革というとき、自然と運動部が人びとの念頭にあります。
しかし、そのとき文化部ではあるが、ほぼ毎日練習をしている吹奏楽部のことを忘れてはなりません。
吹奏楽部は文化部の中でも人気があり、生徒数の約1割が所属しています。
多くの文化部が平日の活動が2時間以内におさまりますが、吹奏楽部は2時間以上になることが珍しいことではありません。
全国的にみると、「地域移行」はケースによっては土日は学校でなく、活動を地域で行うこともあります。
でも、吹奏楽部は大きな楽器も使います。簡単に運ぶことができないので、学校を活動の拠点にせざるをえないえないという課題があります。
吹奏楽部は、指導者の内一人は学校の教員がなるべきでないかと、わたしは考えます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます