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関東では、いま私立の中高一貫校と連携協定を結ぶ大学が増えています。
大学の教員が中高に来て講座をもったり、キャンパスの見学に中高生が来たりしています。
入学の推薦枠を設ける大学もあります。
大学を受験の対象としてだけで捉えるのではなく、中高時代から社会に関心をもち行動する意識をもった人にを入学させるというのが大学側のねらいです。
また、工業系の大学は理系女子学生を増やすため、女子校と連携協定を結んでいます。
医学部系の大学の場合なら、成績がいいからという理由でなく、明確な目標を持ち医学部をめざす学生に来てほしいと、中高連携を進めています。
中高側からすれば、大学入学のイメージや明確な目的を持って大学進学する生徒が増えるというメリットもありますし、何よりも連携している大学進学を目指して中高へ進学してくる生徒が増えることが期待できます。
関西での高大連携も、大学が「高大連携センター」を設置し、研究活動に関心をもって入学してきて、次世代の人材が育成できるという点を重視しています。
特定高校と連携する大学もありますが、広くどの高校とも連携を進めるというスタンスで進めている大学も多いのが実状です。
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