
Society5.0の社会では、ICT機器を子どもたちが使いこなす力を、「情報活用能力」として求めています。
たしかに、これからの時代、ICT機器を使いこなす能力は必要です。
しかし、使いこなせないと生きていくのに困るのかというと、そうでもないような気がします。
人間が生きていく上で、「困らないんなら、きっといらないんだよ」ということばがあります。
マンガ『ものぼの」(いがらしみきお)では、新しい島ができたことを知り、そこにお父さんが家を建てようとしました。
しかし、満ち潮で島そのものがなくなりそうな事態になり、このセリフが発せられました。
これからの社会は今以上に情報やものがあふれかえる時代ですが、じつは生きていく上であまり困らないものがほとんどなのだと、いがらしみきおさんが言っています。
あまり、将来がこうだからと、学校教育に期待しすぎても、子どもはあれもこれも学習しなければならなくなり、しんどくなります。
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