

令和の4年、新春を迎えました。
さて、令和から平成、さらにタイムスリップした昭和の頃の話です。
私は生まれて大学生の頃までずっと、わらぶき屋根の家に住んでいました。(その後、家は建て替えました。)
わらぶき屋根の家は、都市の人工的に作る家とはちがって、土地や環境に根ざした民家の在り方を反映していました。
その家は、天井が高く、夏は涼く、冬は暖かい家でした。
鉄とかコンクリートを使った「人工物」ではない、自然の素材をふんだんに使っていました。
わたしの幼い頃、夏には部屋の戸を開けると涼しい風が入ってきて、蚊帳をつるして中に蛍を放ちました。
暗い中に、きれいな蛍の光が輝き、いつの間にか眠りについていました。
凍るような冷え込む冬の夜には、掘りごたつで温もりました。
その頃は、流れる時間がゆっくりだったようにも思います。
このようにふりかえると、日本の伝統建築は素晴らしいとあらためて思います。
木製の家は人に対してとても親しげで、人間を包み込んでくれるような感覚を生み出します。
40、50年ほど前の話ですが、こんな家が実際にあったのです。そこに私は住んで子ども時代を過ごしたのでした。
過ごした小中学校も木造の校舎で、木の机・椅子でした。
その後、人間は自然から遠ざかる生活を継続しています。その象徴的な建物は都市に連なる超高層ビル群です。
新型コロナウイルスは、人間に「あまり自然から遠ざからないように。自然にもどりなさい」という警鐘をを鳴らしているのではないかと想うのです。
その頃は、流れる時間がゆっくりだったようにも思います。
このようにふりかえると、日本の伝統建築は素晴らしいとあらためて思います。
木製の家は人に対してとても親しげで、人間を包み込んでくれるような感覚を生み出します。
40、50年ほど前の話ですが、こんな家が実際にあったのです。そこに私は住んで子ども時代を過ごしたのでした。
過ごした小中学校も木造の校舎で、木の机・椅子でした。
その後、人間は自然から遠ざかる生活を継続しています。その象徴的な建物は都市に連なる超高層ビル群です。
新型コロナウイルスは、人間に「あまり自然から遠ざからないように。自然にもどりなさい」という警鐘をを鳴らしているのではないかと想うのです。
このコロナ禍災は、私たちが「VUCA」といわれる世界で生きていることを知らせました。
VUCAとは、Volatility 変動性、Uncertainty 不確実性、Complexity 複雑性、Ambiguity 曖昧性の世界のことです。
年頭の所感でした。
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