学校の養護教諭(保健室の先生)の任務は、健康診断の計画・実施、学校医との連絡調整、ケガをした児童生徒の応急手当、学校の環境管理をしたりします。
ただそれら以外に、保健室を訪ねてくる児童生徒からの相談業務も、学校では大きな意味をもっています。
教室に入りにくい子から話を聞いたり、拒食症の子、学校生活の相談など、学級担任に話さないことでも、養護教諭には話せるという子もいます。
さて、今回、LGBTQなど性的少数者の支援に取り組むNPO法人が、養護教諭を対象に性的少数者にあたる意識や当事者の子どもに接した経験などを聞いた調査を行いました。
その結果によると、男女別に決められた制服を見直すべきであると、多くの養護教諭が考えていることがわかりました。
トランスジェンダーの子どもにとって、男女別に決められた制服は学校生活上で困ることが多いのです。
性別ごとにとり決められている従の制服で問題があると考える養護教諭は85%にのぼりした。
ズボン、スカート、ネクタイ、リボンなど、いずれの組み合わせもOKとする選択制の制服がいいと考えていることがわかりました。
性的マイノリティの悩み相談の最前線にいる養護教諭なので、その意見は学校運営に大いにとりいれられるべきです。
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