世代というものごあります。
英語で言えば、ジェネレーション(generation)になりますが、40年以上前に先生から一世代はおよそ30年と教えてもらったのを覚えています。
ただし、人びとはあまり30歳以上の開きがある人たちもいう意味で、「世代」という言葉を使っていないように思います。
中年の人が「今の若い人のことは、世代がちがい、何を考えているかわからない」というように使います。
そもそも、人は他者のことはわからない、わかりあえないというのが本当のところだと、わたしは考えます。
若い人同士でも、年齢が近いから何となくただ気を遣いあっていて、「わかる」と言っているのかもしれません。
人間はわかればわかるほど、わからなくなります。
わたしが授業で接している教員志望の大学生も、わたしがいろいろと学校現場の話をしても、「よくわからないけど、そんなものなのか」と思っているでしょう。
現場のことは、現場に入らないと本当のことはわからないものです。
だから、他人はわからない、分かり合えないことがほとんどなのです。
分かり合えないことを前提とするのです。
それを、円滑なコミニケーションを通してわかりあう。
それが職場の人間関係だと思います。
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