3年前の6月、大阪では大阪北部地震が起こりました。2018年6月18日のことでした。
大きな揺れがあったとき、私はまだ通勤途上の車の中でした。
信号で停車していると、大きな揺れが来て、信号の灯りが消えました。
急いで、学校に着くと、まだほとんどの生徒は登校しておらず、朝練をしていた女子テニス部の部員たちがコートの真ん中に集まり、不安そうな表情でしゃがんでいました。
その日は、臨時休業となり、登校してきた全校生徒たち、家にいる生徒たちを含め、安否を確認し、教職員が地区別に付き添い下校させました。
災害は突然やってきます。そのとき、あたりまえだと思っていた日常はじつはあたりまえでなかったことに気がつきます。
竹内まりやさんの『いのちの歌」(作詞:miyabi 作曲:村松崇継 2014年)に、こんなフレーズがあります。
「本当にだいじなものは 隠れて見えない ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある」
私たちは、日常というささやかな日々に喜びを感じながら生きていくことが必要なのではないでしょうか。
新型コロナウイルスで、制限された生活を送る私たちですが、そのなかでもできることを一生懸命にやることが大切なのだと思います。。
じっさい、児童生徒たちは、制限による不自由さやストレスを感じながらも、学校生活によく対応し、できることを一生懸命にやっています。
安心・安全は、多くの人たちの努力により保たれていることにあらためて感謝し、できることはしっかりとやっていきたいという思いを強くするのです。
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