にゃんこのこころ(10)
にゃんこ本の付録に付いていたという極小にゃんこの部屋。(子猫向け?)
飼い主が早速組み立ててやったら、このような状況に…。
頭隠して、なんとやら…。
そう言えば、昔流行った歌の歌詞にこんな文句がありましたっけ。(歌の題名は忘れましたが。)
「狭いながらも、楽しい我が家…」
(こうやって、さくらはマイスィートルームの中で、今の幸せとこれからの幸せを噛みしめるのでありました。)
「にゃんこのこころ」(9)
ある日の午後のこと―
さくら 「 ムニャムニャ」
虎次郎 「さくらが寝てる間に、この紐で遊ぼうっと…」
虎次郎 「よいしょ??こらしょ…?」
(紐をいくら引っ張っても動きません。)
(それは、熟睡しているさくらのおしりの下に…)
虎次郎 「もう!遊ぼうと思ったのに!」
「うんとこしょ、どっこいしょ!それでもかぶ(ここではひも)は抜けません。」(絵本「大きなかぶ」の中の言葉)
(こうやって、白い糸の実権は、元メス猫さくらに握られているのでありました。)
「にゃんこのこころ」(8)
二匹の心温まるある日の一コマ。
さくら 「ニャ~ゴ、この白い紐中々私の思うとおりにならないのよねえ~!」
さくら 「でも、こうやってじゃれてるのって楽しい!」
虎次郎 「楽しそう!僕にも遊ばせて!」
さくら 「私が遊んでるのよ!邪魔しないでよ!も~!」
(ここで、虎次郎はいつものさくらの瞬間猫パンチを受けることに)
虎次郎 「いたっ!」
虎次郎 「いいじゃないかよう!一緒に遊ぼうよう!」
さくら 「仕方ないわねえ。じゃあ一緒に遊んであげるわ!」
(赤い糸ならぬ白い紐で、仲良くじゃれあっている二匹なのでした。)
にゃんこのこころ(7)
ーさくらの抱き枕ー
さくら 「この抱き枕、ほっとするし良く眠れるし良いわあ。」
さくら 「夜は、飼い主に取られちゃうんで、昼間は私が独占できちゃう。」
さくら 「 あっいけない!また寝てしまったわ!」
さくら 「昼間寝すぎると、夜眠れなくなるのよねえ。」
さくら 「つい目が冴えちゃっていつものストレス解消トレーニング(9/3に紹介)を夜中にすると、飼い主に怒られちゃうし…」
さくら 「 」
(夜眠れなくなることを心配しながらも、つい睡魔に負けてしまうさくらでした。)
にゃんこのこころ(6)
ーえっ!そこは~!ー
虎次郎 「このテーブル、最近の僕のお気に入り。」
私の心の声 「そこは、お客さん用の大事なテーブルじゃあ?」
虎次郎 「広々としていて、ひんやりしていて…、良いねえ。」
私の心の声 「今頃、仏壇から虎次郎のその姿を見て、おじいさん怒ってるぞ~。」
虎次郎 「大丈夫だよ!毎日のお務めでおじいさんからちゃんと許可をもらってるよ!」
(こんな調子で、じわじわとテリトリーを拡大している虎次郎でした。)
外に出してもらえないストレスからか…。
時々、虎次郎とさくらの追っかけっこが始まり、最終的にさくらの虎次郎への猫パンチで終わる。
そんなストレス解消トレーニング?が繰り広げられます。
写真は、ちょうどさくらが虎次郎に猫パンチをくらわしているところです。
ヒューヒュー!
喧嘩するほど仲が良い…?
でも、どちらも元雄元雌ですけどね。
こちらの生活にもすっかり慣れてくれたみたいで、ほっとしています。
(お詫び)
「にゃんこのこころ」連載が滞っていて、すみません。
飼い主が仕事を始めたもので、ベストショット写真が入手困難になりました。
それで、入手でき次第おいおい掲載しますので、お待ちを~!
「にゃんこのこころ」(5)
―虎次郎のお務め―
虎次郎 「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」
虎次郎 「なに?呼んだ?」
虎次郎 「今、おじいさんおばあさんとお話し中なんだから、邪魔しないで!」
(毎日かかさずお務めをしている感心な虎次郎でした。)
「にゃんこのこころ」(4)
―さくらの日常―
さくら 「やっぱり新鮮な水が一番」
さくら 「おいしいわ~」
さくら 「グ~グ~ガ~ガ~…」(只今さくら爆睡中)
(この後、さくらはソファーから落ちることになるのでした。)
「にゃんこのこころ」(3)
―さくら爪を研ぐ―
さくら 「このソファーは、わたしのお気に入り。」
さくら 「このふんわり感、感触、それに爪を研ぐのにうってつけの素材。いいわあ!」
さくら 「でも、さっき爪を研いでいたら怒られた。」
さくら 「もっと研ぎたいのに~!」
さくら 「何とか目を盗んでまた研いでやるわ!」
さくら 「まずは、くつろいでいるふりをして、相手を油断させといて…。」
(おじいさんが大事にしていたソファー。近い将来傷だらけになることを確信するミセスモデストであった。)
「にゃんこのこころ」(2)
―虎次郎仏壇を拝む―
虎次郎 「朝のお勤め(=おじいさん・おばあさんの仏壇を拝む)は、終わったし…」
虎次郎 「さて、今日は何をしようか?」
虎次郎 「お~!心地よい風が吹いてきたあ~!」
虎次郎 「まずはひと休みひと休みっと。」
虎次郎 「でも…、慣れない土地でこのまま外にも出してもらえず、家の中で余生を送ることに甘んじていていいのだろうか?」
虎次郎 「南無阿弥陀仏。色即是空。」
(迷いながらも、諦めと共に飼い主を癒しながらこちらで骨をうずめる覚悟を決めた虎次郎であった。)