わたしの心 

日々の出来事・感動などを日記にして公開したいと思います。
(管理人:Mrs.modest)

悲しき天使

2024年09月14日 | 趣味

昨日のオンライン講座「英語で歌うポピュラーソング」課題曲は、「Those were the Days(悲しき天使)」。

『Those were the Days』(ゾーズ・ワー・ザ・デイズ)は、イギリス(ウェールズ)の女性歌手メリー・ホプキン(Mary Hopkin/1950- )が1968年8月にリリースした楽曲。邦題は『悲しき天使』。
ポール・マッカートニーのプロデュースにより、ビートルズのアップル・レコード第1号アーティストして、ホプキンは同曲でメジャーデビューを果たした。
『Those were the Days』の原曲は、20世紀前半頃のロシア歌曲『長い道を』クリック
アメリカの男性歌手ジーン・ラスキン(Gene Raskin)がこの原曲をアレンジしてロンドンのブルー・エンジェル・クラブで歌っていたところを、ポール・マッカートニーが偶然耳にしたという。

『Those were the Days』(悲しき天使)

作詞・作曲:ジーン・ラスキン(Gene Raskin)

1. Once upon a time
 There was a tavern
 Where we used to
 Raise a glass or two
 Remember how we
 Laughed away the hours
 Think of all the great things
 We would do
 むかし酒場があった
 よく通って 乾杯してた
 思い出すのは
 笑って過ごした時間
 大きな夢を抱きながら

 Those were the days, my friend
 We thought they’d never end
 We’d sing and dance
 Forever and a day
 We’d live the life we’d choose
 We’d fight and never lose
 For we were young
 And sure to have our way
 La La La La La La...
 そんな時代だった 友よ
 終わりなんて無いと思ってた
 歌って踊って
 一日中ずっと
 生きたいように生きて
 闘い 負けなかった
 私たちは若く
 自信があったから
 ララララララ…

2. Then, the busy years
 Went rushing by us
 We lost our starry notions
 On the way
 If, by chance
 I’d see you in the tavern
 We’d smile at one another
 And we’d say
 多忙な年月は
 足早に過ぎていった
 キラキラした夢も
 途中で失くしてしまった
 もし偶然に
 酒場で出会ったら
 お互い笑顔で
 こう言うだろう

 Those were the days, my friend
 We thought they’d never end
 We’d sing and dance
 Forever and a day
 We’d live the life we’d choose
 We’d fight and never lose
 Those were the days, oh yes
 Those were the days
 La La La La La La...
 そんな時代だった 友よ
 終わりなんて無いと思ってた
 歌って踊って
 一日中ずっと
 生きたいように生きて
 闘い 負けなかった
 私たちは若く
 自信があったから
 ララララララ…

3. Just tonight
 I stood before the tavern
 Nothing seemed the way
 It used to be
 In the glass
 I saw a strange reflection
 Was that lonely woman
 Really me?
 ちょうど今夜
 酒場の前に来てみたけど
 かつての面影は無かった
 店の窓に映る
 奇妙な人物
 それは寂しい女性だった
 本当に私なの?

 Those were the days, my friend
 We thought they’d never end
 We’d sing and dance
 Forever and a day
 We’d live the life we’d choose
 We’d fight and never lose
 Those were the days, oh yes
 Those were the days
 La La La La La La...
 そんな時代だった 友よ
 終わりなんて無いと思ってた
 歌って踊って
 一日中ずっと
 生きたいように生きて
 闘い 負けなかった
 私たちは若く
 自信があったから
 ララララララ…

4. Through the door
 There came familiar laughter
 I saw your face
 and heard you call my name
 Oh, my friend
 We’re older but no wiser
 For in our hearts
 The dreams are still the same
 ドアを通ると
 懐かしい笑い声
 みんなの顔
 私の名を呼ぶ声がした
 ああ 友よ
 私たちは賢くもなれず
 ただ老いてしまった
 けれど心の中では
 あの頃の夢は今もそのまま

 Those were the days, my friend
 We thought they’d never end
 We’d sing and dance
 Forever and a day
 We’d live the life we’d choose
 We’d fight and never lose
 Those were the days, oh yes
 Those were the days
 La La La La La La...
 そんな時代だった 友よ
 終わりなんて無いと思ってた
 歌って踊って
 一日中ずっと
 生きたいように生きて
 闘い 負けなかった
 私たちは若く
 自信があったから
 ララララララ…

 (以上、「世界の民謡・童謡」より)

実は、家庭の事情からこのオンライン講座を受講するのは最後となりました。
2022年7月の初参加以来、約2年の講座受講。
広瀬真弓先生(ボーカルトレーナー)のご指導の下、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました

コメント

野ばら?

2024年09月11日 | 趣味

昨日(9/10)の音読講座の課題文は、「野ばら(小川未明作)クリック(短編ですので、一度読んでみてください)。

残念ながら、小川未明についてはあまり知らず、代表作である「赤い蝋燭と人魚」という題名だけ知っていたくらいで…。
先生の取り上げてくださる作品は、私にとって未知のものが多く、次はどんな作品が取り上げられるのか毎回ワクワクしています。

紹介されたのは、最初の部分にみでしたので、題である「野ばら」が意味するものを知りたくていつも通り予習してみました。
(あらすじ)
大きな国の老兵と小さな国の青年兵が、国境の石碑を守っていました。
静かな国境ですることもないため、ともに過ごすうちに二人は国や年齢を超えて親友関係になります。
そして、国境に茂っていた野ばらによって二人は癒されていたのです。
しかし、二つの国は戦争を始めてしまいます。
その時、老兵は「私はこれでも少佐だから、私を殺して手柄にしなさい」と青年兵に言います。
でも、青年兵は「私の敵はあなたではない」と言い、戦線の開かれている北へ旅立ってしまいます。
結局、戦争は大きな国が勝利し、小さな国の兵が皆殺しにされて終わります。
それを知った夜、老兵は青年兵が軍隊を先導していく夢を見ます。
その一か月後、国境にあった野ばらは枯れてしまいました。
その年の秋、老兵は暇をもらい、国境を去っていきました。(以上)


(未明について)
未明は、“戦争”を老人と青年の間に芽生えた友情を無惨にも断ち切る絶対悪として描いています。
反戦を訴える未明の態度は一貫しており、本作の発表から10年後には、いずれ起きるであろう第二次世界大戦を憂い、随筆の中でこんな言葉も残しています。
「戦争!それは、決して空想でない。
しかも、いまの少年達にとっては、これを空想として考えることができない程、現実の問題として、真剣に迫りつつあることです。(中略)
朝に、晩に、寒い風にも当てないようにして、育てて来た子供を機関銃の前に、毒ガスの中に、晒すことに対して、ただこれを不可抗力の運命と視して考えずにいられようか? 
互に、罪もなく、怨みもなく、しかも殺し合って死ななければならぬ子供等自身の立場に立ちて、人生問題として考えるばかりにとどまらない。」
未明にとって、戦争は受け入れざるをえない“宿命”ではなく、あくまで国や政治から強いられるものであり、抵抗すべきものでした。
本作は、そんな未明の思想が寓話的な形でよく表れた1作です。
     (以上、「小説丸」さんより拝借)

来期(10月)より担当教室が変わるとか。
きっとこのまま定着した受講メンバーになると期待しながら、連絡を待ちたいと思います。

コメント