わたしの心 

日々の出来事・感動などを日記にして公開したいと思います。
(管理人:Mrs.modest)

二つの「落葉松」

2024年08月22日 | 趣味

先日(8/20)オンライン講座「音読・声の表現教室」の課題は「落葉松」(北原白秋)。
因みに、表題画像は落葉松林と浅間山。

私を含め常連メンバー5人での講座。
今回は、「落葉松」の1~6まで。
先生ご指導の下、楽しく音読させていただきました。

『落葉松』の初出時は全7節でしたが、大正12年(1923年)発行の詩集「水墨集」において、第8節が追加された現在の形の『落葉松』が掲載されました。
多くの作曲家が『落葉松』の詩にメロディを付け、歌曲として発表しています。

「落葉松」(北原白秋)

からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。

からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけり。

からまつの林の奥も、
わが通る道はありけり。
霧雨のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。

からまつの林の道は、
われのみか、ひともかよひぬ。
細々と通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。

からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり。
からまつとささやきにけり。

からまつの林を出でて、
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつのそのまたうへに。

からまつの林の雨は、
さびしけどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。

世の中よ、あはれなりけり。
常なけどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。

私の場合は、同名異曲の合唱曲『落葉松』(秋の雨に わたしの手が濡れる)を同時に思い出しました。 

「落葉松」(作曲:小林 秀雄、作詞:野上彰)
落葉松の 秋の雨に
わたしの 手が濡れる
落葉松の 夜の雨に
わたしの 心が濡れる
落葉松の 陽のある雨に
わたしの 思い出が濡れる
落葉松の 小鳥の雨に
わたしの 乾いた眼が濡れる

二つの詩の共通点は、寂しい。
どうして
秋だから

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Beautiful SundayとMr.サマータイム

2024年08月15日 | 趣味

先日(8/9)のオンライン講座の課題曲は、「Beautiful Sunday」。
今回の参加者は常連組2人。
途中からお孫さん(小1)が掛け声「Hey,hey,hey」「Oh,oh,oh,oh my,my,my,」に加わり、大盛り上がりでした。
早速、その日の夜のバスタイムでは「Beautiful Sunday」を熱唱
ああ~スッキリした


昨日(8/14)の唄う会の課題曲は、「Mr.サマータイム」。
「Mr.サマータイム -夏物語-」は、フランスのミッシェル・フュガン&ル・ビッグ・バザール(フランス語版)が1972年 に発表した「愛の歴史(フランス語版) (原題:Une Belle Histoire)」に邦訳詞をつけてカバーしたもので、歌詞の内容は不倫を悔やむ女性の心情を歌ったムード歌謡的な楽曲となっている。サーカス(男女4人グループ)が歌った曲として流行った。(Wikipedia調べ)
この歌は、シャンソンだったんだあ~。知らなかった~
原曲は、ミシェル・フュガンの1972年の大ヒット曲、「Une Belle Histoire (愛の歴史)」。ひと夏の恋の歌です。

「Une Belle Histoire」
C'est un beau roman
C'est une belle histoire
C'est une romance d'aujourd'hui
Il rentrait chez lui, là-haut vers le brouillard
Elle descendait dans le Midi, le Midi

Ils se sont trouvés au bord du chemin
Sur l'autoroute des vacances
C'était sans doute un jour de chance
Ils avaient le ciel à portée de main
Un cadeau de la Providence
Alors, pourquoi penser aux lendemains

Ils se sont cachés dans un grand champ de blé
Se laissant porter par le courant
Se sont raconté leurs vies qui commençaient
Ils n'étaient encore que des enfants, des enfants
Qui s'étaient trouvés au bord du chemin
Sur l'autoroute des vacances
C'était sans doute un jour de chance
Qui cueillirent le ciel au creux de leur main
Comme on cueille la Providence
Refusant de penser aux lendemains

C'est un beau roman
C'est une belle histoire
C'est une romance d'aujourd'hui
Il rentrait chez lui, là-haut vers le brouillard
Elle descendait dans le Midi, le Midi

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