キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

筑波山行

2011-11-08 10:15:44 | 旅行
              

              暖かい、春のように霞がかかる11月のある一日、

              首都高からスカイツリーを眺め、

           

             つくば市のその名もサイエンス大通りを通りぬけ、

           

         筑波神社へと向かいました。この辺り、昔からの名山筑波山や鄙び

         た風景と、近代的な科学研究都市が共存するおもしろいところです。       

           

                 紅葉にはまだ早く、山茶花と、

           

                 菊が咲き誇っていました。

           

           さすがガマの油で有名な筑波山、いたるところにガマが。遊園地

           の屋根の上のガマの背に、なぜだかシマウマが乗っていました。

           

           登山道の入口には金のガマが。筑波山の大元の神様は男体山の

           山頂に伊邪那岐命が、女体山の山頂に伊邪那美命が祀られてい

           ているそうです。なっちゃんを連れていったので、女体山の頂上

           まで行くロープウエイには乗れず、山頂まで歩くとなると、なかな

           かの山登りコースで(夫は行く気満々だったのですが拒否し)、

           結局「仁和寺のある法師」状態となり、下の方でちょろちょろして、

           

           車で行ける男体山の本殿の方はちゃんとお参りして、

           

           ガマの油売りの実演(保存会の)など見てきました。

           筑波山は低いけれど形の良い山です。万葉の昔から春秋に

           歌垣が行われ、おおらかに性が謳歌されたところだそうです。

           百人一首にも有名な歌がありますね。

            筑波嶺の峰より落つる男女川恋いぞつもりて淵となりぬる  陽成院           
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