雲一つない快晴の天気だったのですが、非常に寒い気温の中、晴海通りの歩道の散策を続けていきます。丸の内周辺の高層ビル群の屋上からは、屋上のエアコン機器から白い煙が吹き出していました。
この日は風がほとんど吹いていなかったのですが、気温が5度を切っていたと記憶しています。そのため、降り積もった雪がほとんど溶けていない状況が今でも続いています。
しばらく歩道を歩いていると、前方に皇居前広場の敷地へ繋がっている祝田橋の土橋が見えてきました。内堀通りの交通量は相変わらず多いように見えます。
晴海通りと内堀通りが交差している祝田橋交差点に到着しました。交差点内の雪はほとんど溶けている状況で、アスファルトの上は溶けたあとの水が溜まっていました。歩道部分の雪はまだ完全に残っている状況でした。
祝田橋周辺の石垣では何か補修工事が実施されています。石垣の上にもうっすらと雪が積もっている状況でした。
祝田橋の上からJR有楽町駅・日比谷交差点方向を撮影してみました。この日は風がほとんど吹いていなかったので、日比谷濠の水面も波が立っていませんでした。
第一生命館「DNタワー21」と「ザ・ペニンシュラ東京」の高層ビルが綺麗に撮影できました。
祝田橋の上から西側に広がっている「凱旋濠」を撮影してみました。正面には、現在改修工事中の「桜田門」が見えます。
内堀通りの歩道を歩き、皇居前広場の敷地内へ入っていきます。内堀通りの車道部分は雪は全く残っていませんでしたが、歩道や広場内は一面真っ白な世界が広がっていました。
歩道部分の雪は踏み固められていて、アイスシャーベット状になっていました。凍結していなかったのが幸いです。
早速皇居前広場の砂利が敷き詰められている敷地内を散策していきます。雪そのものは5センチほど積もっている状況でしたが、全く溶けてはいなかったです。
広場倍に植えられている黒松の木々の根元の芝生広場も真っ白に雪化粧されていましたが、黒松の木々自体には雪は付着してはいませんでした。
真っ白な芝生広場の中に整然と生えている黒松の木々も、なかなか見ものだと思います。
この日は午前9時半過ぎに散策していたのですが、多くの足跡が残されていました。早朝に皇居前広場を訪れる人の数というのは結構多いのかもしれないですね。
正面に写っているのは現在改修工事中の「桜田門・渡櫓門」です。外側の高麗門(こうらいもん)と内側の渡櫓門(わたりやぐらもん)の二重構造になっており、間に桝形があります。大正12年(1923年)の関東大震災で一部が破損、鋼鉄土蔵造りに改修されました。
桜田門の渡櫓の前を通りぬけ、二重橋へ向かいます。雪の中を歩き回るのはそんなに大変ではありませんでした。