緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

年明けのインペリアルパーク(4):二重橋(正門石橋)前から坂下門まで PART2

2013年01月02日 13時50分42秒 | 皇居周辺・城西


皇居前広場の松の木々と丸の内の高層ビル群の光景はいつ見ても素晴らしいと思います。新緑が芽吹く5~6月の時期になると彼は状態となっている芝生部分が綺麗な緑色に染まりますので、その時にもう一度皇居前広場を歩いてみたいですね。




正面には去年2012年の5月末に竣工したJPタワーが見えます。低層階の商業施設「キッテ」は今年2013年の3月21日に開業予定となっています。




赤いポールと青いロープで仕切られている区画が作られていて、一般参賀で訪れた人々が列を作りやすくするためでしょう。新年の一般参賀というのは、一体どれだけの人が並ぶことになるのか想像もつきません。




皇居方向を見てみると、黒松の木々よりも背の高い木々で覆われていて、森林のようにも見えます。




現在は存在していない「和田倉門」周辺を通り抜けていきます。この周辺は東京駅から皇居まで伸びている行幸通りの西端部に当たる場所です。東京駅を降りて皇居前広場へ向かう人々の流れはこの和田倉門周辺に集まってくることになるのです。




施設の老朽化に伴い2009年1月末で一時休館となったパレスホテルは解体後、地上23階・地下1階建ての最高級ホテルとして建て替えし、2012年5月17日に「パレスホテル東京」としてグランドオープンしました。




振り返って二重橋方向を撮影してみました。




皇居方面に見える門は「坂下門」です。門の後ろ側には宮内庁庁舎や新宮殿の建物が設置されていて、宮内庁の人たちがこの門で出入りしているそうです。上の写真ではわかりにくいですが、門の手前には「坂下門橋」という名前の土橋が架かっています。




翌日の新年一般参賀に備えて宮内庁内では役人の人たちが忙しく働いていることでしょう。




ズームで撮影してみると、坂下門では現在改修工事が進められているみたいです。改修工事は平成25年(2013年)の5月末まで続けられます。




和田倉門の脇を通り抜けて「桔梗門」へ向かって歩きます。この辺りも多くの人々で賑わっているのがなによりでした。




皇居前広場の敷地内は基本的に黒松の木と芝生によって緑化がなされており、同じ東京都内でも代々木公園や新宿御苑などと比較すると、「緑地帯」の意味をどう捉えるかという考え方が全く違うことがわかります。




そろそろ正面に東京駅の丸の内駅舎が見えてくるはずです・・・。




正面に「桔梗門」の櫓が見えてきました。




皇居東御苑(江戸時代の江戸城跡地)の敷地への入口ともなっている「桔梗門」前に到着しました。この門の奥には皇宮警察本部の建物が建っているので、かなり警備が厳しくなっています。




臨時テントの中には折りたたみ式の机や椅子、そしておそらくは参賀に訪れた人々の記帳した冊子の保管用の棚がすでに準備されていました。つまりここは、記帳所になるということなのかもしれません。




次回の記事では和田倉門(交差点)前から大手門まで散策していきます。

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年明けのインペリアルパーク(3):二重橋(正門石橋)前から坂下門まで PART1

2013年01月02日 10時40分21秒 | 皇居周辺・城西


皇居前広場・二重橋濠の上に架橋されている「二重橋・正門石橋」を撮影してみました。雲一つない快晴の青空が、二重橋濠の水面に綺麗に写りこんでいました。皇居の入口には皇居前広場側から見て、石で造られた手前の「正門石橋」と、鉄で作られた奥の「正門鉄橋」という2つの橋があるのです。




翌日(1月2日)に新年一般参賀を控えているためか、普段は閉鎖されている正門石橋の脇まで近づくことができるのですが、散策日は警察官によって封鎖されていました。




赤色ポールによって封鎖されているそばから二重橋へのアプローチ通路を撮影してみました。翌日になると一般参賀に訪れた人々の長い列ができるのでしょう。




二重橋前から北側部分の皇居前広場を撮影してみました。広場内には新年一般参賀に訪れた人の列を整理するためのコーンが設置されているのが見えますね。




広場内では制服警察官の人たちが至る場所に配置されていました。やはり、翌日の一般参賀の警備目的なのでしょうか?




しばらく眺めていると、たまに黒塗りの高級セダンの乗用車が広場を突っ切って正門石橋を渡っていくのが見えました。翌日の一般参賀の打ち合わせか何かで、日本政府の人たちが訪れているのかもしれませんね。




この位置からは見えませんが、正門石橋の奥には「正門鉄橋」という名前の橋が架橋されていて、その橋が本来の意味での二重橋なのです。





二重橋前を離れて散策を続けていきます。正面に丸の内の高層ビル群を眺めながら砂利で覆われている広場の中を歩いていきます。元旦だというのに皇居前広場はかなりの観光客の人たちで賑わっていたことが少し意外でした。




二重橋前の北側の敷地内でもテントが至る場所に設置されていました。




振り返って二重橋方向を撮影してみると、皇居前広場というのはイメージ以上にかなり起伏のある大地の上に整備されているのがわかります。




江戸時代初期の「天下普請」という名前の大規模な土木事業によって江戸城周辺には大量の土砂が埋め立てられて現在の地形が出来上がりました。それ以前のこの周辺は「日比谷入り江」という名前の海岸線と湿地帯が混在している場所だったのです。




赤いポールが整然と並んでいる脇を通り抜けていきます・・・。




冬枯れの芝生広場と松の木、そして広報に広がっている東京駅の丸の内側に林立している高層ビル群です。ここ10年ほどで丸の内周辺の高層化が一気に進みました。




砂利道の中をコンクリート製の散策道が整備されているのです。




東京地下鉄や都営地下鉄の路線が数多く交差している大手町地区の高層ビル群が近くに見えてきました。再開発工事が一段落した丸の内と比較すると、今でもタワークレーンが何機も建ち並んでいます。




高さ200メートルを誇る高層ビル「東京プライムステージ(仮称・大手町1-6計画)」をズームで撮影してみました。建設時は3機並んでいたタワークレーンも現在では1機にまで減っていました。皇居前広場内に植えられている松の木々との組み合わせて撮影すると絵になりますね。




1月2日(つまり、本日)の新年一般参賀では二重橋(正門鉄橋)の先の新宮殿前広場まで一般の人々は進むことができるのです。

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