★ベルの徒然なるままに★

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『ビブリア古書堂の事件手帖 4』面白かった♪

2013年07月22日 | 徒然なる日常
先日、江戸川乱歩の『孤島の鬼』を読み終わったので、次は、『ビブリア古書堂の事件手帖4』を読みました。




というのも、『ビブリア~』の4巻は、全編通して、乱歩がテーマ。

そして、第一章が『孤島の鬼』に纏わる話だったのですよね。

なので、それを読む前に『孤島の鬼』を読んでおこうか~~と思って。


とはいえ、『ビブリア~~』の中では、『孤島の鬼』の物語には、あまり深く触れられてませんでしたね。

結構、それまでのお話では、テーマとなる本の内容と、栞子さん達の遭遇する事件の内容が、リンクしたり、深く関わったりしていたので、かなり期待していたのですけどA^^;;

『孤島の鬼』に関しては、初版発行の出版年とか装丁とか・・・・・・そのくらいしか出てこず、栞子さんが「凄く面白い作品なんですよ~」と感想を言ってたくらいの関わり方だった・・・という。

・・・・・まあ、確かに、あの壮絶な内容は、なかなか本の中でも紹介しにくいかもしれませんものね。


っていうか、『孤島の鬼』より、寧ろ、『二銭銅貨』とかの内容の方が、栞子さん達の事件に深く関わっていた気がしました。

おお!

せっかくなので、『二銭銅貨』も読みたいですね!


でもでも。

『ビブリア~~』 の4巻目、とても面白いお話でした。

これまでも、物語としての大きな流れはあるのものの、それぞれが章ごとに独立した、一話完結の短編だったのに対し。

4巻は、1冊で、1つの物語・・・という長編でした。

しかも、第一章が『孤島の鬼』、第二章が『少年探偵団』、第三章が『押絵と旅する男』・・・・・・と、全章が乱歩タイトル。

もちろん、物語も乱歩に関係のある話なのですよね。

それに、今までは日常生活の中での、本に纏わる不思議出来事を栞子さんが解決する~ってお話でしたが。

今回は、乱歩マニアのお屋敷にある、どうしても開かない金庫を開けて欲しい・・・・・・という依頼を受けるという話で。

しかも、その金庫、戦時中の日本軍が作った超厳重な金庫で、鍵を探すだけでなく、暗証文字までを推理しなくてはいけないという難問。


鍵を探したり、また、故人が設定したという、故人しか知りえない暗証文字を推理したり・・・はたまた、そうまでして開けたいという金庫の中身は一体何なのか!?・・・と、なんだか、宝探し要素が強くって。

乱歩に纏わる物語だけに、栞子さん達自体も、探偵さんになったかのような、そんな、ワクワク感がありまして。いつも以上に面白かったです。


また、栞子さん自身が抱えている家族の問題も大きな展開がありましたしね。


5巻がとても楽しみです。


あっ!! そうそう。

栞子さんといえば。

先日、梅田のキディランドのガチャガチャコーナーで面白い物を見つけて、ガチャってきました。


なんと、『ビブリア古書堂の事件手帖』の栞子さん胸像シリーズ。

1~4巻までの表紙絵の栞子さんが胸像になっている・・・というものです。

どれが出ても、ハズレは無いなあと思って、で、1回やってみました。




これは、2巻の栞子さん。

・・・・リアルに3Dになっていますね(^^)b

栞子さん、可愛い~~~♪




さてさて。

次は何を読もうかな、かな?

せっかく、『ビブリア~~』に『二銭銅貨』のお話とか出て来たから、乱歩集を読もうかな☆