ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

ちび庭引っ越し準備中

2007年03月08日 | 京都

さてさて、日も押し迫って来ました今日この頃。
いろいろ準備が必要ですが、庭主の一番の課題は、やはりちび庭お引っ越し。
残念ながら、輸送の関係で全ての植物を持ってゆくことはできないっ!(てゆーか、フツーはもってゆかないらしい、が。)

それでもやはり、せっかくここまで育てて来たかわいい奴ら(とはいえカナリ放任であったのう~)。まだまだ、できれば生育家庭、いえ、生育過程を見てゆきたいものでございます。

で、持ってゆくもの、実家に預けるもの、を分ける。
■持ってくもの!
サクラ、バラ、ブドウ、ブルーベリー、クレマチス他つる系に、ベニゴウカン&クリスマスローズ'デュメトラム'、モミジにコデマリに、ホスタその他日陰系。そう。今度のお家は1戸立て!!!お庭付き!!!!!(貸し家だよ。)だがしかあし。南庭だが前にもお家があって日の入るところが限られている。

■実家に預けるもの(ぐすぐす。)
オリーブ(ごめんよお。枝振りを整えてやりたかったのに。日が当たりそうだったらまた連れて来てやるから)、
フジモドキ(もうちょっとで咲くところなのにい~。タイワンホトトギスも入ってるのにい~。ぐすぐす。でも、移植を嫌うので鉢を分解できない)。
ゴールドクレスト&カーネーション(ちゃんとお手入れしてイイ感じで育ってるんだけど。伸びて来たから夏には手入れしてやりたいんだけど。今年はツリーにできないん…。)
イセナデシコ(大株。良く育てたんだけどな~。日当たりがあればな~。)
フジバカマ&ベロニカ(Veronica longifolia)&キルタンサス・マッケニー(この鉢も長い付き合いです。かわいいキルタン。いつかむかえにくるからにゃ~。)
等、等、等。実家はさらに放任主義だからな~…庭主が手入れに行くまで、無事生き延びておくれ…。るるるるる~。

ええ~、新しいところも、きっと当面デザインコンセプトは、なしですね。かりかり。う~ん、さしずめ「植物好きの庭」ってとこで。やっぱり貸し家で地面はいじれないと思うので、きっと「ヒミツのバックヤード風」になることでしょう…。

そして、仕事道具も片付け始め、ふと気付く。
ああ、そうか。もう、苔庭の掃除なんて、することはないんだ。私がこちらで学んだことと言えば、「苔庭の掃除」と言っても過言ではない…。
があ~ん。もう、苔、ないんだあ。

そうおもうと、いきなり苔まで持って行ってしまいたくなった庭主。ええい、いっそ全面苔庭だあ!(おいおい、むりだってば…。)
ん、でも、本当に無理なのか?本当に関東には苔庭はないのか?????
と、急遽こだわり出す庭主(また悪い癖が…)。
確かに、かなりの山沿いにはある。箱根とか。鎌倉のお寺が作った苔の庭は、うまく行かず芝生に変えられたといううわさも(ほんと?)。
たった1つ、東京のどこやらでお茶の大家の方が、どうしてもということで苔の庭を作ったそうだが、なんと、京都から土ごと運んだらしい。

う~ん。土か。この真砂土なのか。湿度と、適度の日当たりと、風通しと。
はふ~。まあ、「木漏れ日」が確保できない時点でかなり難しいだろう。やはり苔には大きなモミジの木漏れ日なのよね。

では、苔が無理なら代わりのものは???
タマリュウでは色が濃い。タマリュウライムグリーンなんて…ないな。う~ん、ビロードセキショウの極小で埋めつぶすってのは…お金も時間もかかるか。
ネットを見ていると、例の鎌倉のお寺の芝庭を見て、「ゴルフ場のよう」という感想がいくつか。
やっぱり本物には勝てないってことか。人間の目って、案外ごまかせないもんである…。

しかたない。せめて盆栽モミジの苔を大切にするとしよう。くっすん。無事に生き延びてくれるかしら…。

☆今日のちび庭気温:3~15℃ おお、きれいなお月さま!昨日より一気に気温下がってます。昨日の夕方に一瞬雪が降ったといううわさも…(^0^)