ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

植物の同定って難しい。

2007年12月19日 | 栽培

この時期、お家に囲まれてすっかり日陰になっておりますちび庭。ここ、きっと少なくとも4か月は直射日光が射さないわ。う~ん、だから初めてきた時、ゼニゴケが我が物顔だったのね。確実にお日様のいるものは、さんさんと日の射すベランダに移しましたが、さて。植物達。冬を乗り切ってくれるかしら?

ゼニゴケと雑草を防ぎ、土壌を改良すべく、腐葉土を地表に撒いてみましたが。
さぶ。球根の植え込みも早々に撤退。冬はベランダだな。

でも、静かに、季節は動いています。やったあ~!ようやく「一子侘助(いちこわびすけ)」のつぼみに赤い色が見えてきました。今年はつぼみがた~くさん!とっても楽しみ!!!

ところで、ちび庭には、気になる1本の実生苗が。狭い庭だというのに、ふと気が付くと、ぴよん、と枝のようなか細い幹を伸ばし、堂々と葉っぱを展開しておりました。

ん?これは?ギザギザ葉っぱの付け根に蜜線あり。こ、これは、サクラか???
でも、ウチの鬱金ちゃんは八重咲きだから実は出来ないぞ。はて。

なんかちょっとサクラにしては細長い葉っぱ。でも、桃、ってほどかといわれると…。それとも、リンゴの種が発芽???幹肌が分かるほど太くもないし。

いずれにしても、葉っぱが落ちたら掘り上げだな。同定は花を待つしかありませんにゃ。これも鉢植えにして育てるにゃ。わくわく。

さて、お仕事をしておりますとある農園。こちらにも、分からんものがいっぱい。植えて5年目くらいか?特に今の季節はさっぱり。ウメらしいのはかろうじてだけど、サクランボだかプルーンだかスモモだか…ああ、ミカン類も葉っぱだけではナンだか。名札はとっくになくなって、しかも、ヘタをすると台木のひこばえと入れ代わっている可能性も…。

う~む。とっくに接ぎ木あとも飲み込まれている。一番最初の接ぎ穂ももはや枯れ枝となって若い枝に埋もれかけ。あ、あやしい…。でも、葉っぱからは目立つ違いは見られない。個体差の範囲???

まして、たくさんあるブルーベリーはハイブッシュ系とラビットアイ系ぐらいしかわからず。う~ん、品種が分からないのは実に残念。これって、やっぱり遺伝子でも調べないと分からないのかなあ…。

うう、素敵だったなあ、イギリス、ウィズレー植物園の果樹園。実に多様なベリーが本当に美しく実っていた。色づき加減の微妙に違う沢山の品種のブルーベリーやリンゴを見比べて、あ、あの子が好き!この子もステキ!なんて幸せなんだろう、連れて帰りた~い!って、思っちゃったんだよな~。是非あんなふうに育ててみたいものだ…。

☆今日のちび庭気温:6~11℃(玄関)いよいよ寒くなってきましたね。それでも咲いちゃったノボタン‘コートダジュール’、えらいっ。早く大きくなるんだよ~。(^_^)