ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

故宮 その16 まだまだ御花園通過中。

2009年02月10日 | 北京旅行
う~ん、すてきなタイル!


色の選択と楽しげなライン。デフォルメの妙が何ともいえません。

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さて、現在位置は、千秋亭から順貞門の左脇の建物前へ。この図を見ると、全体的には「御花園」が左右対称に作られていることが分かりますね。でも、真ん中の建物(欽安殿)で見通しがさえぎられ、万春亭と千秋亭と言った左右の同じような建物が同時に目に入ることがなく、広く感じるのだそうです。
確かに、右側と左側とは、ずいぶん印象が違うのよね~。


「左側」の、千秋亭の北の東屋をくぐる池。きんぎょがいっぱい!水草の周りをぐ~るぐる。か~わい~い!!!
園内には手を替え品を替え、いくつも小さな東屋や楼閣があるんです。さすが天子様の園。


順貞門の左脇の建物の楼閣。なんだかねじれた木とともに、風情を感じます。ここで演奏会やお食事会をした…だったか?ランタンをいっぱい灯して夜の演奏会なんかしたら、さぞかし雰囲気すてきでしょうね~!


建物の横には、坪庭!う~ん、だいなみっくう~!中国の人は、この石筍が好きですね。これはいったい、深山のデフォルメなのか、本当に「筍」を表しているのか?(まさかアリ塚では…って、南米か。)


その建物と、順貞門の方(つまり御花園の一番北側)の通路を見渡す。人は多いんだけど、古い樹のせいか、とても穏やかな静けさがあります。右手に見えているのが、御花園中央の建物「欽安殿」。

ちなみに、ちょっと疲れたので、休みがてらここでスケッチを始めましたら。周りのおじさん達がわらわらと見に集まって来たので(!)、そそくさと輪郭だけ書いて逃げました…。


腰掛けた横の石柱。こんな足下にもモザイクが!!!空間恐怖症ってやつですか。らくがきちっくでかわい~。


逃げて戻って来た千秋亭の横。おお、ここだあ~。溥儀さんがインドの詩人タゴールと佇んでいたのは。
今はにぎやかだけど、きっと一人で佇んでいたら、精神的世界に浸れそうだ…。
う~ん、素晴らしい石組みですねえ。面白いなあ。このお堂と奇岩の組み合わせ。この「落ちそうな」石組み、日本じゃやらないよね。実に、ワイルドです。

いや~、さすが紫禁城。どこまでもなかなか面白いものを見せてくれます。

☆今日のちび庭気温:1~11℃ いや~、すっかりおなかの風邪にやられました。絶食のおかげで胃袋が小さくなった? そーいや、昨日はあの北京のCCTVビルが焼けたって聞いて泣きそうになっちゃいました。とりあえずはかまビルは無事で良かった。気の毒で勇敢な消防士さんに心から黙祷を捧げます。