ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

実家の庭。

2015年05月26日 | ガーデン
ちびが産まれるまでのウン十年、庭主、1日で1冊軽く読みとばす読書魔だったのですが(大した中身じゃないけどね)。最近は、ちびにジャマされてほとんどページを進めることができません。図書館の貸し出し期限があっという間に来てしまう‥。

でも、吉谷桂子さんが「庭の色」という本を出されたので、めずらしく買い求めて読んでおります。
いいわね~。ねこまた先生の色彩学の授業を思い出しながら、楽しく読んでおります。子育てに疲れた頭に、まばゆい色彩の写真が心地よい。

内容はほぼ、先生の授業で学んだことが網羅されており、庭主も植え込み用の植物を選ぶ際は、感覚=頭の中で自動的にそんな色彩&形&質感の計算をしているのですが、色の性質による効果の現れ方がこうして吉谷さんの体験に基づいて具体的に言葉で語られると、フムフム確かにね、なるほど、そういうことだったか、と、自分はどうしてそれを選んでいたのか、再認識されて新鮮です。

吉谷さんと言えば、ショウガーデン。さすが商業デザイナーさんだけあって、なるほどこんな風に考えてあの配色をされるんだなあ~と、ちびのお世話もそこそこに、ワクワクしながら読み進めて。やっぱり、1芸に秀でるって、大切なのね(いえ、この方は2芸も3芸も秀でていらっしゃいますが)~。吉谷さんの服飾デザインのブログも、そんなカラーや素材の質を選ぶ様子が書いてあって、興味深く拝見しています。


さて、話は戻って、GWにちょこっと植え足した実家の庭の,適当に植えてるにわか花壇。
なんせ滞在時間が短いものですから、入手できるものも限られていますし。

年末に即席で作ったバラ‘ユキコ’さんの支柱は、積雪にも無事に耐えていました。茂り方もいい感じ。

オリーブ、コムラサキ、モナルダ白、ムスカリ、小型のギボウシに、1年草として小型のアプリコットカラーのダリア、ナデシコ、青紫のペチュニア、白青のロベリアを入れました(植え付け時に切り戻してます)。


こちらに植わっているのは、オリーブ、ブルーベリー、クリスマスローズ、ピンク&白のシバザクラ、ムスカリ。

で、ここで、町のイベントで長浜農高の学生さん達が苗を販売するというので、早速朝から買いに行きました。わ~い。うきうき。いいのがあった。植え足し植え足し。


やはりアプリコットカラー&濃いピンクのバーベナ、ペールピンクのベゴニア・センパフローレンスを追加。

こちらにも、えんじ色のコリウスとオーソドックスな青紫のアゲラタム、薄青のイソトマと、アイストップに真っ赤なガーベラを入れました。

なにせガラばかりで土がない場所なので、植え穴の部分だけせっせと砂利を掘りあげて縁に積み上げ、栽培用土を入れて、畑に積んである籾殻でマルチング。


ガーベラ(Gerbera L.)は、やっぱり赤にしちゃうのよね~。昔祖母の畑に咲いてたのが偲ばれて。あれは、もっと花弁が細くて、濃いぱちっとした赤だったな~。茎の産毛も濃かった気がする。これはほとんど赤と言ってもまだ若干ピンクみが入っているところが最近の品種なのでしょう。‥はっ、ガーベラって、そういやタンポポに似てる‥とおもったら、アフリカタンポポという別名もあるそうな。

両親は花壇の様子をカメラで撮ってアップするなんてことはハードルが高いので、花が育って咲く様子は想像するしかありません。どこまで咲いてくれますかね~。(^^;)