梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

達磨寺と達磨市

2013-03-10 08:49:28 | 雑記
高崎ICを降りて市内を抜け、18号線が川の土手に沿って右に折れると直ぐ土手に上がる道があり脇に達磨と「達磨寺入り口」と言う看板がある、
看板に従って道を上がるっと土手の上に出てる、碓井川を超え対岸に渡り土手沿いに左に曲がると直ぐ右側に有るのが有名な高崎の達磨寺である、
黄檗宗と言う宗派も少ないが其のまま「達磨寺」が寺号の寺も珍しい、彼方此方に達磨寺と言われる寺が有るが寺号はごく普通の寺で最近になって達磨が増えたとか達磨市が流行って来てそう言われる事が多いがこの寺は江戸時代から続く由緒正しい「達磨」寺である。
曲がって200mも行かない所に大きな駐車場が有って此処に車を置いて少し道路を下ると右側に急な石段が見える、真下から見上げると石段しか見えない位の急な石段を登りきると右側に鐘楼が有る、「平和祈願の鐘」と書かれていていつでも突く事が出来るのも珍しい、一度だけ突いた事がある。
この鐘楼の向かい側に何本かの蝋梅の木が有る、私は此処で初めて蝋梅の花を見た、厚みのある花弁は少し透明感の有るい黄色をしていて花の形からは余り梅の花を連想できなかった、元々色から蝋と匂いから梅との名前が付いたと聞いたがその匂いも私にはそれ程でもなかった記憶が有る、蝋梅は越生の梅林が有名だが行った事は無い、都内の公園や家の庭にも梅の木は紅白とも結構見かけるが蝋梅は余り見かけないが難しいのだろうか、それとも単に人気が無いのか、
10年位前は毎年この寺まで達磨を収めに行き、替わりに又新しい達磨を買うのが例年の行事だったが最近はもっぱら近場で済ませている、
最初は川崎大師だったがその後結婚した娘の亭主が買っているというのに付き合って行ってから西新井大師になった、此処でも達磨市が開かれているので其れに合わせて行って居たのだがどうも私は人込みが苦手で結局市の日を外して求めてくる事になった、
家からは一旦浅草に出て東武伊勢崎線で西新井まで行き此処から大師線と言う盲腸線に乗ってゆく、最近近くに舎人ライナーの駅が出来て一度通過したのだが今度此方を廻って帰ろうかと考えている、
舎人ライナーと言えば「都営一日パス」を買うと700円で都営交通機関を一日乗り降り自由なので終点まで行って来れる、何時だったか女房とこのパスを買って地下鉄と都バスを乗り継いで日暮里まで行って終点まで行き何もしないで帰って来たことがある、自分たちにとっては取り立てて降りて見る様な所は無いが舎人ライナーは先頭の車両に座席があるので此処に座ってくると実に気持ちが良い、この時は最終的に品川まで来たが其れから南側には都バスの路線が無い、
後一息で大森なのだが実に残念な気持ちで一日を終えた、しかし何で大田区には殆ど都バスが走っていないんだろうな