梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

東電と財界と政管の欺瞞

2013-09-21 15:35:02 | 雑記
福島の原発で又問題がおきている、今度は汚染水が漏れていると言う、時間が経ってきたら実際には8ヶ月も前からもれていたと言う、
東電はずっと問題を隠していたと言うがそんな事は今更と言う話だ、事故現場の管理を東電に任せていれば結局何も解らないで問題はどんどん深くなる、「東電のコメントでは」と言う事しか検証が出来ないこと自体が一番の問題だろう、あの会社に自浄能力は皆無である事は明らかだ、自社の都合の悪い事を自ら申告などするわけは無い、管理検査は外部が行わなければこれからも自体の収拾が付かなくなった物だけが出て来る、そして開き直って「これ以上の補償は会社が存続しなくなる」と言う様な事を平気で言うだろう、
あれだけの災害を起こせば一般会社なら「存続しなくなる」のは当たり前である、補償金は国の税金で、利益減少は値上げで、などと言う会社は世界的にも有り得ないだろう、
運転は自分がするが事故の責任は無いと言うのはどう考えてもおかしいだろう、彼らが言い立てる「予測が出来ない事が起きた、不可抗力だから」と言うが過失が無ければ問われないのは刑法上の話だろう、民法上の責任は過失の有無ではない、蒙った被害は起こした者が負担するのは当たり前だろう、ベビーカーの強度が不足して子供が怪我をすればメーカーが責任を問われるのは当たり前だ、
あの震災は想定外だから予測不可だった、だから責任はと言う理論は成り立たない
しかも安倍内閣は「今回の災害を教訓にしたからもう此れからは大丈夫」だというがその前も「関東大震災並みの災害にも耐える」と言うのが安全基準だったが結局東日本災害は遥かにその基準値を超えている、今後あの災害が来ても大丈夫だというがそれ以上の災害が起こらないという保障は全く無い、
「完全に管理している」と世界にアナウンスしているが汚染水だけをとっても全く管理制御できていない事は間違いないだろう、しかしその事について何のコメントも無い、
マスコミは其処には全く触れない、野党も自分の立ち位置を探すのに躍起になっていてその追求も出来ない、野党同士の足並みが揃わないと言う様な話しでは有るまい、新聞もテレビもラジオすらこの問題に触れない、嫌日両国ももう少しまともな追求をしたらどうなんだ、攻撃する材料は幾らでも有る、無論そんな事をされる事を望んでいる訳も無いが本当にテーブルに乗せるべき問題がなぜか全く取り沙汰されず、過去の戦争責任だとか、慰安婦問題とか、イプシロンがミサイルだとか、あまりに下らない、放射能汚染水が海に流れ込んでいる、此れを問題視しているのは地球の反対側のヨーロッパだと言う事が如何に馬鹿らしい事か、自民党が政権の座に戻ればこうなる事は解って居たのだがどうしようもない、何とか新しい日本をと思って担いだ連中は結局亜流の自民党に成り下がってしまった、政治能力が不足しているだけに余計に酷かった、次が居ない、今の若者に期待したいが、望みは薄いだろうな