梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

責任か権利か

2014-03-15 16:41:49 | 雑記
権利と責任は裏表の関係だろう、何らかの権利を持って行う行為の結果については行為を行った者が責任を負うと言うのが当然な事だ、「私が責任を持って行う」と言うのは「私の権利で行う」と同義語に近い、
そう考えてみると安倍総理の言動の「私の責任で」を「私の権利で」に置き換えると実に解りやすい、憲法の改定も特定秘密保護法も原発再稼働も「私の権利で行う」と言いたてている事になる、国民感情として正しく“権力を振りかざし国民の声に耳を貸さず「私の権利で行う」”と聞こえて来る、
権利と責任の重さは当然平衡していなければならない、しかし安倍総理が「私の権利で」行う事の重大さは安倍信三が負い切れる責任の訳もない、国民が苦しみ、国が他国に脅威と不快感を与え結果として日本が負いきれない負担を担わされた時、安倍信三と言う個人がどういう責任をとると言うのか、議員を辞める?私財をなげうって何とかなる話ではないしましてや「皺腹掻き切って」済む話ではない、
船長の判断ミスで船が沈没したから船と運命を共にすると言う事で責任をとるとしたら船客が助かったと言う前提だ、国が沈めば船客はすべて運命を共にしなければならなくなる、
今の与党には良識のある議員は居ないのか、彼の暴走を手をこまねいてみていれば結果は彼の手柄で失敗は党の責任になる事は目に見えているだろう、
彼は取り巻きを自分の腹心乃至同意見の者で固めていると言う、それがどういう事か歴史に学ぶ事も出来ない、本当に自民党の内部は「安倍カラー」一色なのか?連立与党と言っているが公明党は単なる第二自民党なのか、あらゆる学者も他国からもあれだけ批判を受けても無視し暴走しているとしか思えない、
朝鮮派兵に猛進し始めた秀吉の老執に近い、周りが何も言えない状況はどうなるかは多くの歴史が、世界の近代史が証明している、今の状況では自民党の良識と公明党の覇気を期待するしかないのか、野党は「小異を捨てて大同に付く」と言う気概もないのか
我々が出来る事は一体何なのか、いや外国ではこの状況ならもっと多くのデモが起きているだろう、今立たなければ「デモはテロと同義語だ」と言い放つ政府にお隣の国と同じような恐怖政治になりかねない、カストロか大塩平八郎か、今はカリスマが必要だ
(こんな事を書いたら憲兵が来るかもな)