梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

鈍行で

2014-07-03 16:37:25 | 雑記

丹那トンネルを出て函南の駅を過ぎると今迄左の車窓から入っていた日差しが右の車窓からに変わった、線路が大きくカーブしているのだろう、そう言えば広重の五十三次の三島は「左富士」だった気がする、しかし昔の東海道は箱根越え、今のJRは丹那トンネルを通って居るので同じ様な場所ではあるまい、広重の画はかなり平らな処で馬に乗った旅人と焚火の煙の向こうに富士山が見えると言う構図だった、

函南から三島まではかなりの下りである、旧東海道はJRよりかなり南側を通って居るので位置的にはかなり違うと思うが列車が三島を過ぎるとすぐ日差しは又左の車窓に移ったので偶然の一致だろうがそんな事を思い出した、

此処1年位仕事で浜松に行く事が多くなったが成功報酬の仕事なのでとにかく経費はかけられない、時間が掛っても金はかけられない、川崎から浜松まで普通料金だと4000円、新幹線だと7340円掛る、新横浜経由になるので2時間強掛るが鈍行だと凡そ4時間半掛る、

往復で9時間かかるがそこで7000円も違うので余計にかかる7時間で計算するとこれは時給1000円のアルバイトだと考える事にした、幸い私は移動時間が長いのは苦痛どころかとても好きなのだ、まあ多少は体が痛くなるが気になるほどでもない、

その間は大抵本を見ている事が多いが時々眼を上げて車窓を見るのも好きである、まあこの位頻々と行っているとあまり変わり映えはしないがそれでも季節の変化も花に表れてそれなりに見どころは有る、

時々寝る事もあるが意外と寝て居ないな、逆に都内のJRでは座るや否やこっくりとするのだがローカル線では殆ど寝ない、只最近の東海道線は距離が短く、連結も少ない、大抵ベンチシートでトイレが無い事が多くそれが若干厄介な問題なのだ、

大抵朝6時半過ぎに川崎を出る東海道線に乗るのだが熱海行きか沼津行き、熱海で乗り換えても大抵又沼津で乗り換えである、少し時間が違うと熱海から静岡行きと言うのもあるがいずれにしても浜松までは1度か2度乗り継がなければならない、

沼津の乗り継ぎは下りを引き続き乗るには階段を使って隣のホームに移動する必要があるのだが乗り継ぎ時間が2分しかない、昨日の列車は4両編成で後ろ2両は静岡で切り離される、上手く浜松行きになってもトイレが付いていない事が殆どで有る、熱海も乗り継ぎはホームが変わる、時間は4分程度だがトイレがホームの一番端にしかない、本当に忙しいのである、此処で片づけておかないと浜松までトイレに行けないのだ、

まあ鈍行で浜松まで行く様な客はほとんどいないのだろうから仕方ないが寒い時期は計画的な乗車をしないと苦しむ事になる、

それでも鈍行の旅は好きなので時間が許すならまだまだ同じ方法で通う事になりそうだ

処でこのブログのチャンネル別けはどうもよくわからない、ジャンルなしでおけないかな