梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

珈琲

2014-07-10 17:21:25 | 雑記

何時に寝ても大抵5時前には眼が覚める、目覚ましとして携帯電話をセットしているが此れで起きた事は無い、年齢のせいでは無く昔からそうなのだ、中学の頃父親と二人の生活をしている時はもう少し遅かったと思うがとにかく目覚ましなしで起きて食事をして学校に行っていたのでそう言う体質かもしれない、

私は眼が覚めた時にだれか先に起きているのが苦手だ、と言うか嫌いなのだ、結婚してからもずっと一番先に起きている、一時は4時半に起きて1時間散歩する事が日課だった事がある、食事制限とこの散歩で1年で15kg体重を落とした、住んでいたマンションから尾根道を南に向かうと新幹線が通っている、歩きながら携帯ラジオを聞いて歩くのだが冬の4時半だと未だ真っ暗である、丁度新幹線の上を通過するときに地震の臨時ニュースが入った、「京都で地震が有ったようです、かなり大きい様です」と言うのが第一報だった、その放送は緊張した声で続報を次々と流す、「情報が錯綜しています、どうやら震源地は京都では無く、神戸の様です」それが半新神戸大震災のニュースの始まりだった、

朝の散歩は坐骨神経痛の発症で中断したが目覚める時間は変わらない、起きると珈琲を淹れる、此れは結婚する前からの習慣になっている、生まれが静岡なので子供の頃は当然お茶だったのだが働き出して喫茶店と言う処に頻々と入る様になると珈琲が好きになった、最初はインスタントコーヒーだったのだが喫茶店で飲む珈琲と違うので最初は行きつけの喫茶店で100gづつ挽いて貰って使っていたのだがその喫茶店が閉店してしまったので袋入りの粉末珈琲を使う様になった、

私はサイフォンで淹れた珈琲よりドリップが好きである、メリタかカリタのフィルターを使って淹れる、しかし帰りは大抵酔っぱらって帰って来るので淹れるのは朝だけだった、100gの珈琲は開封した時と飲み終わり頃ではかなり香りがしなくなる、特に梅雨時は湿気も関係する様だ、どうせならと自分で挽く事にした、秋葉原デパートで小さなガラス容器に付いた手廻しのミルを買って挽く、歯車状の調整が付いていて挽く荒朝を調整できる奴だ、挽いてみると結構面白い、これは結婚して暫く使っていたがとうとうギヤが壊れてしまい、探したが見つからない、蒲田の西口から少し行った処に珈琲専門の卸店が有って此処で電動ミルを買う、これは回転する2枚の羽で粉砕するタイプなので時間で細かさを調整する、豆の種類も色々試す、豆の種類によって挽く荒さも変えた方が良い事もわかると朝の儀式の様なものだが更に面白くなる、

いまはドトールで焙煎した物を買って来る、本当は焙煎もすればもっと面白いのだろうが流石にそこまではしない、私も女房も珈琲の酸味はあまり好きではない、大抵ドトールオリジナルのヨーロピアンブレンドかゴールデンブレンドと言う物にしているが時々ストレートを買う、苦みと香りを重点的に酸味の少ないと言う事で高山系は買わない、コロンビアかブラジルになる、一度店長の勧めでガテマラを買って見たらこれが好みに合う、しかしその後ドトールでは扱わなくなってしまった、先月伊東に泊まったら駅から少し離れた路地裏に喫茶店があり此処では生豆を好みに焙煎して売ってくれる、見たらガテマラが有ったのでやや深煎りして貰って買ってきた、その時に店員さんから「2週間目位が一番おいしくなりますよ」とち言われたのだが待ち切れず2日後から使い始め結局一番香りが出る頃には無くなってしまった、又買って来たいが毎日飲むには少々高価だな、結局ドトールのブレンドと今は女房が試しに買ったハワイコナを飲んでいる

そう言えば夕焼け段々を下りて左に少し行った処に小さな珈琲豆の店が有った、小さな紙コップで安く淹れてくれたが流石においしかったが少々紙コップが寂しかった、