梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

雨に咲く花と三人ヒロシ

2016-06-16 08:31:18 | 雑記
昭和30年代か「雨に咲く花」と言う流行歌が有った、「およばぬ事と諦めました」と言う歌詞はその頃の片思い演歌の様な歌で歌手は井上弘だった、守谷浩と水原弘で「三人ヒロシ」と呼ばれていた筈だがwikiを見たら此れにかまやつひろしを加えて4人ヒロシと言われたらしいがそれは知らなかった、水原ひろしは確かレコード大賞の最初の受賞者で「黒い花びら」が印象に残っているがそれ以外は殆ど覚えて居ない、リバイバルで「君こそ命」が可成り後で有っただけだが井上ひろしは更にヒットは印象が無い、
守谷浩の方は結構多く青春歌謡の様な物が多くやはり「僕はないちっち」と「長いおさげ髪」や島倉千代子とデュエットした「星空に両手を」等々と一番なじみが深い、水原弘は42歳、井上弘は44歳と若いうちに他界している、
ロカビリー3人ひろしと言う言い方だったらしいがあまり「ロカビリー」と言う印象ではない、ロカビリーと言えば日劇の「ウエスタンカーニバル」と言う位でアメリカのロックをカバーした曲が殆どでどうしてもこの3人は「歌謡曲」の印象になる、
後に加えられたと言う「かまやつひろし」はグループサウンズの頃で「ザ・スパイダース」しか知らない、彼がロックンロールをやっていたと言うのは知らなかった、スパイダースの一番若かった堺正明も今ではTVの大御所みたいになっているがかまやつひろしがすこし前なにかのCMにあの姿で出て居たのは少々うれしかった、
殆ど最近は見なくなった井上順が「かまやつさんの作曲は凄いんですよ、バンバン(かなりヒットした)はトイレで踏ん張っている時に作った位」と言っていたが当然ギャグで有る、スパイダーズでは無くソロだったと思うが「我が良き友よ」が好きだがフォーク歌手と言えるかもしれない、
今では中々ああいうタイプの歌手が居ないな、只時代が違い聴く側の感性が違うせいだろうがあの頃の歌手は個性が強い上に今聞いても上手かったと思うな、我々がロックに夢中になっている頃我々の親世代は「煩いだけでどれを聞いても同じに聞こえる」と言っていたが今になってみると現在売れている曲は全くそのまま「煩いだけでどれを聞いても同じ」に聞こえる、しかし日本人の「ラップ調」残念だがは念仏にしか聞こえない、
ソクラテスの時代から「今時の若い連中は」と言う文言が出て来るらしいから今の若い連中も子供が大きくなる頃は同じ事を言って居るんだろうな