掛川の城に近い交差点にある建物、数年前から仕事で前を何度も通っていたが蕎麦屋か和菓子の店かと思っていたのだが先日気分を変えて大手町方向から来てみたら黄色の看板に「清水銀行」と書いてある野に気が付いた、
車を止めて改めてみてみたら入り口のガラス戸に「銀行」と小さく印刷してある、
交差点の対角には仏具店が有る、此方も中々いい味を出している
掛川市は何年か前に従来工法で天守閣を立て直した、その後街を城の雰囲気に合う様に改築する建物をなるべく時代考証に有ったものにすると言っていたがその一環なのだろう
駅から本丸に向かう道路を進むと堀替わりの逆川近くはある程度そういう雰囲気になっている、東側の通りには大手門らしきものもあったと思うあ今回は写していない
画像に移りこむ電柱が無ければ結構いい雰囲気の街なんだが少々残念な景色になってしまっている、
そうなればこの黄色い看板も「両替「とでも書いた方が良さそうだ
私のの故郷は此処から北方に約15㎞(4里と言っていたので)程言った所の寒村である、バスが入ったのは私が小学校に入学したころだったと思う、
餓鬼の頃遊んでいた「百観音「と言う山のすぐ後ろには新東名の掛川サービスエリアが出来ていてそのころ一軒だけだった温泉が今では4軒になっている、
その頃の城跡は小高い公園で頂上に観音像が建っていた、建ったのは日露戦争の頃で敗戦で「平和観音」になったらしいがその頃の名前は書かれていなかった
観音像の脇には火の見櫓が有って背の低い鉄柵が周りを廻っていて此処からは市の全体が見渡せる、掛川に出ると必ず登って周りを眺めるのが好きだった、
かれこれ60年が過ぎると街も自分も随分変わる、田舎の風景もかなり変わってしまっている、しかし何度行っても殆ど人を見ないところだな