梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

緊急事態宣言と底辺生活者と倫理観

2020-04-07 09:25:07 | 雑記
緊急事態宣言が出される、
「遅い」と言う意見も飛び交っているがとりあえず間に合ったと言う所か、
宣言に対して慎重論にあるのは市民生活の影響と経済への下降圧力だがその中で「ネット難民の悲鳴」と言う記事が出ている、
自粛要請の強制に近い業種の中に「漫画喫茶・ネットカフェ」が含まれているが此処で生活をしている都民がかなりの人数になる、
野宿一歩手前のホームレスになるだろうが何とかここで雨風を凌いでいる若年から中高年の一団が「何処に行けばいいのだろう」と言う声が上がっているという、
COVID-19蔓延前から経済格差の象徴として何度も取り上げられている、
この層を何とかしなければと言われても政治は全く腰を上げていなかった、今度の緊急事態宣言でも後回しになるだろう、
通常の助成すら「2か月は掛かる」と平気で言っているくらいだから更に後回しあるいは処置はされない可能性もある、
ネット難民は現在の非公認のセフティーネットが担っていることは間違いない、
此処が閉鎖されることで経営者側と難民側双方に大きな影響が出る事は明らかだ
これを新たに受け入れる場所を確保整備すると言うがそれには時間と金がかかる
だったら現状をそのまま追認して経営者側に援助を出し難民の受け入れ先として機能させたらどうだろう、
ネットカフェの構造を正確に知っている訳ではないがおそらく小さなブースに区切られていて不特定多数が集まる場所では無いだろう、
問題になるのは時間的な問題だろうがこれを管理して毎日定期的に消毒をする事を条件にしてその為の経費を助成し又難民側には個人的助成金にするか利用料金を助成する事で経営者と低層所得者の両方の援助が成立するだろう
難民と言われる彼らが外に出るのは生活費を稼ぐための様だがそれは「外出の自粛」とは相いれる事ではない、
しかし食と住が確保(と言える程の状況ではないのだが)できれば外出は抑制できるだろう
こういう人達は政治家や学識経験者とか言いう輩が「健全な生活者ではない」と言っても間違いなく一定数いる、
どんな国でもどんな時代でもだが経済格差が大きくなった現代社会はどんどん増える
「デリヘルは助成の対象ではない」と言う話もある、もしそれが「倫理観の問題だ」と言うなら政治家の倫理観の方がずっと深刻だ、